資料写真:アトバシの家畜市場(キルギス)/Ekrem Canli(CC BY-SA 3.0)出典

金融・投資

キルギスの清涼飲料・ジュース、輸入額は輸出の18.3倍。上半期の輸入は1億0,014万ドル

キルギス国家統計委員会の2026年1〜6月の貿易統計によると、清涼飲料・ミネラルウォーター・果実野菜ジュースの輸入は1億0,014万ドルで、輸出548万ドルの18.3倍だった。輸入額は前年同期比53.2%増。輸入の92.5%はカザフスタン・ウズベキスタン・ロシアの3か国から入っている。

この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)、点は各国の首都の位置。

キルギス国家統計委員会が8月17日に公表した2026年1〜6月の貿易統計によると、清涼飲料・ミネラルウォーター・果実野菜ジュースの3分類を合わせた輸入は1億0,014万ドルで、輸出548万ドルの18.3倍に達した。差し引き9,467万ドルの輸入超過である。輸入額は前年同期比53.2%増と伸びた一方、輸出額は1.4%増にとどまった。

輸入の8割を占めるのは砂糖や香料を加えた水と清涼飲料で、8,142万ドル・1億5,113万リットル。金額の伸びが最も大きいのは無糖のミネラルウォーターの6.5倍で、果実・野菜ジュースの2.1倍が続く。ただし数量の伸びは、いずれの分類でも金額の伸びを下回る。

分類輸入(1〜6月)輸入の前年同期比(金額/数量)輸出(1〜6月)
砂糖等を加えた水・清涼飲料8,142万ドル/1億5,113万リットル35.6%増/21.6%増476万ドル/1,048万リットル
無糖のミネラルウォーター1,104万ドル/726万リットル6.5倍/85.2%増34万ドル/106万リットル
果実・野菜ジュース769万ドル/3,592.9トン2.1倍/6.0%増38万ドル/424.9トン
合計1億0,014万ドル53.2%増(金額)548万ドル

輸入の92.5%はカザフスタン(4,355万ドル)、ウズベキスタン(2,702万ドル)、ロシア(2,211万ドル)の3か国から入る。伸びは相手国に偏り、金額でみるとウズベキスタンの甘味飲料が前年同期の3.8倍、ロシアの無糖ミネラルウォーターが33.9倍になった。一方、輸出の85.0%はカザフスタン向けで、キルギスは同じ相手から買い、同じ相手へ売っている。数量で見ても甘味飲料の輸入は輸出の14.4倍で、国内の充填能力が国内需要にも近隣市場にも届いていない。山岳の水に恵まれた国が、瓶に詰めた水を輸入で埋めている構図である。

表の金額は四捨五入しているため、各項目の和は合計欄と一致しない。

この記事の日付 2026年8月17日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年8月22日 22:36

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