ウズベキスタン国家統計委員会は8月28日に1〜7月の鉱工業生産を、29日に同じ期間の小売・卸売取引高を公表した。鉱工業生産は795兆4,474億スム、物的生産量指数は107.9で、実質では前年同期比7.9%増だった。小売取引高は310兆9,019億スムで、実質20.2%増だった。いずれも暫定値である。金額はいずれも当該期の価格による名目値であり、伸び率は実質である。
| 指標(2026年1〜7月) | 金額 | 実質指数(前年同期=100) |
|---|---|---|
| 鉱工業生産 | 795.4兆スム | 107.9 |
| うち製造業 | 690.7兆スム | 109.0 |
| うち鉱業・採石 | 50.2兆スム | 100.0 |
| うち電気・ガス・蒸気・空調 | 50.4兆スム | 108.1 |
| うち水道・下水・廃棄物 | 4.1兆スム | 108.4 |
| 小売取引高 | 310.9兆スム | 120.2 |
| うち大企業 | 55.2兆スム | 126.9 |
| うち小規模事業者 | 255.7兆スム | 118.9 |
鉱工業を支えたのは製造業で、指数は109.0だった。鉱業・採石は100.0の横ばいだった。品目別の数量は大企業の分だけを集計したもので、天然ガスが前年同期の254億立方メートルから216億立方メートルへ、原油も37万8,800トンから36万8,700トンへ減っている。
小売では大企業の実質26.9%増が小規模事業者の18.9%増を上回り、構成比は大企業が16.8%から17.8%へ、小規模事業者が83.2%から82.2%へ動いた。8月1日時点の小売事業者は9万683で、うち大企業は424にとどまる。
実質で見ると、小売の20.2%増は鉱工業の7.9%増を大きく上回る。統計委員会が8月27日に公表した1〜7月の対外貿易では、輸入がドル建ての名目で17.8%増えている。こちらは基準が違うので実質の伸びと直接は比べられない。生産の側は、鉱業が横ばいのところを製造業が補う形で全体の伸びが成り立っている。
