アゼルバイジャン国家税関委員会のデータをAPAが伝えたところによると、2026年1〜7月の茶の輸出は531.33トン、金額で470万ドルだった。前年同期比で金額は19.5%増、物量は23.3%増となった。
一方、同じ期間の輸入は8,124.63トン・4,870万ドルで、金額で2.4%増、物量で3.4%増。輸出の10倍を超える規模である。国内生産は6,537トンで前年同期比1.9%減った。8月1日時点の工業企業の完成品在庫は174.1トンだった。
単価には差がある。輸出の平均価格は1キロあたり8.8マナト、輸入は6マナトである。
| 項目 | 2026年1〜7月 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 輸出 | 531.33トン/470万ドル | 物量 +23.3% |
| 輸入 | 8,124.63トン/4,870万ドル | 物量 +3.4% |
| 国内生産 | 6,537トン | −1.9% |
アゼルバイジャンはランカラン地方を中心に茶の栽培を続けてきたが、消費量に生産が追いつかず、輸入に頼る構図が続いている。輸出単価が輸入単価より5割近く高いのは、国産茶が付加価値の高い製品として売られている一方、大量に入ってくるのは安価な原料茶であることを示す。生産が微減するなかで輸出が2割伸びており、限られた国産分をより高く売る方向に動いていると読める。
