タジキスタン農業省は、独立35周年を前に同国の畜産部門の歩みをまとめた。アジアプラスが伝えた。1991年の独立以降、主要な家畜と家禽の頭数・羽数はいずれも大きく増えたという。
生産量の変化は次のとおり。
| 品目 | 1991年比 |
|---|---|
| 牛肉・羊肉・山羊肉 | 3倍 |
| 鶏肉 | 3.5倍 |
| 蜂蜜 | 6.5倍 |
| 鶏卵 | 2.1倍 |
| 牛乳 | 2倍 |
独立直後のタジキスタンは内戦(1992〜97年)で農業生産が壊滅的な打撃を受けており、35年という長い基準期間の起点が低い点は割り引いて読む必要がある。とはいえ人口が同期間に倍増していることを考えると、1人あたりでも改善している計算になる。
畜産は同国の農村部で現金収入と自給の両方を担う。政府は綿花のイノベーション発展国家プログラムと並行して畜産の生産性向上も掲げており、飼料と獣医サービスの整備が課題として残る。ロシアからの出稼ぎ送金への依存を薄めるためには、農村部で所得を生む産業の育成が要る。畜産はその中心に位置づけられている。
