ジョージア統計庁(Geostat)が8月19日に公表した速報によると、2026年1〜7月の物品貿易総額(未申告貿易を除く)は155億1,920万ドルで、前年同期比7.5%増だった。輸出は21.6%増の46億7,020万ドル、輸入は2.4%増の108億4,900万ドル。貿易赤字は61億7,890万ドルで、貿易総額に占める割合は39.8%だった。
輸出先の上位10カ国で全体の70.2%を占める。上位の顔ぶれと変化は次のとおり。
| 輸出先 | 2026年1〜7月(百万ドル) | 構成比 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| キルギス | 521.2 | 11.2% | −36.1% |
| 中国 | 493.0 | 10.6% | +166.4% |
| ロシア | 437.5 | 9.4% | +6.2% |
| アゼルバイジャン | 408.6 | 8.7% | +2.0% |
| アルメニア | 381.1 | 8.2% | +31.2% |
| カザフスタン | 324.7 | 7.0% | −34.4% |
| トルコ | 308.0 | 6.6% | +56.9% |
| イラン | 144.2 | 3.1% | +762.7% |
輸入側はトルコ(16億5,210万ドル)、ロシア(13億7,790万ドル)、中国(12億9,970万ドル)が上位を占めた。
輸出全体が2割伸びるなかで、前年に首位だったキルギス向けとカザフスタン向けがそろって3分の2の水準に縮んだ。両国向けの中心は欧州車などの再輸出とされ、中央アジア経由の還流ルートの縮小を示唆する。代わって中国向けが2.7倍、イラン向けが8.6倍と急増しており、ジョージアの輸出は仕向け地の組み替えが進んでいる。何が中国・イラン向けを押し上げたかは品目別の確定値で確かめる必要がある。
