ウズベキスタンは独立35周年の週だった。8月25日には全国で大型の産業・サービス事業72件と社会施設91件、合わせて163件が稼働し、大統領府は総額を「ほぼ50兆スム」とした。28日の記念式典でミルジヨエフ大統領は2030年の国内総生産を3,000億ドルに引き上げると述べた。2月に施行された更新版「ウズベキスタン-2030」戦略が終点に置く2,400億ドルを25%上回る水準だが、演説での表明であって、戦略の成果指標はまだ書き換えられていない。外国投資4,500億ドルと1人あたりGDP1万ドル超は、これとは年限の違う今後10年の目標として示された。制度の側では、27日に署名された大統領令UP-175が28日に施行され、小企業への検査を3年間停止し、中小企業には12月31日までに税の滞納を納め切れば延滞金が帳消しになる経済恩赦を置いた。罰金の平均半減と許認可30種超の廃止は、期限付きの法令案として残っている。
実績の側は目標ほど一様ではない。国家統計委員会の暫定値では、1〜7月の貿易高が495億3,500万ドルで8.1%増、輸出は199億3,130万ドルで3.6%減った。減少は非貨幣用金の輸出が前年同期の2.7分の1に落ちたことに由来し、金を除いた財の輸出は27.7%増の98億ドルである。貿易赤字は44億4,100万ドルから96億7,230万ドルへ広がった。エネルギー省は28日、稼働する風力発電所が7基、総出力は1,872メガワットに達したと発表した。ただし今年加わったのはカラカルパクスタンの200メガワットとタシケント州の20メガワットの計220メガワットで、残る1,652メガワットは2023年から2025年にかけて積み上がったものである。
カザフスタンでは8月23日に投票が行われたクルルタイ初選挙の暫定結果が24日に出た。アディレット党が652万8,948票、71.17%で最多となり、5%の阻止条項を超えたのは5党である。145議席の配分はこの発表に含まれていない。投票日の集計で投票率は74.19%とされ、トルキスタン州の92.16%とアルマトイ市の43.23%の間に48.93ポイントの開きがあった。24日の発表ではこれが74.08%に改定されている。財政では25日の閣議で2027〜2029年の予算案が審議された。財政赤字を対GDP比2.3%から0.4%へ、非石油赤字を5.3%から2.5%へ下げる想定で、歳出は30.2兆テンゲから29.6兆テンゲへ名目でも減る。承認ではなく審議の段階である。同じ25日、エネルギー相は2026年の石油・ガスコンデンセートの生産計画を9,800万トンから9,600万トンへ改定したと述べた。改定幅の200万トンと、CPCへの攻撃で失われたとする約350万トンは別の数字である。
物流では、回廊の工程と国境の詰まりが同じ週に動いた。ジョージアの輸送回廊研究センターは27日、ザンゲズル回廊の完成時期を2030年と見込む分析を公表した。回廊7区間のうちアゼルバイジャン領は2027〜29年、トルコ側の224キロは2029年末が目標だが、未着工のアルメニア領42キロが全体の工程を決めるという。2030年は同センターの見立てであって、当事国が公表した工程ではない。アルメニアでは24日、パシニャン首相が国民議会で、鉄道の受託管理の制度を国際輸送体系への統合を妨げないよう見直すという文言が2026〜2031年の政府計画に入ったと説明した。国境では、アゼルバイジャン国家税関委員会が26日にジョージアとの国境の混雑は解消したと発表し、出国方向で待つ車両を赤い橋330台、マズムガラ56台とした。他方カザフスタン国家歳入委員会は、キルギスとのカラス検問所におよそ400台の貨物車の滞留があるとして、国際貨物輸送の季節的な増加と、キルギスが9月1日まで実施している18トン超の貨物車への気温規制を要因に挙げた。
キルギスでは中国との関係が数字で示された。28日にビシケクで開かれた投資フォーラムで副首相は、2021〜25年に中国から流入した直接投資が流出を差し引かずに約18億5,000万ドルだったと述べた。国営通信カバルによれば、覚書を含む文書が総額3億ドル超で署名されている。国内では金融セクター482組織の上半期の収入が1,667億6,130万ソムと前年同期の1.6倍になり、増加分の91.1%を銀行が占めた。顧客の数は6月末で2,600万を超えている。燃料では内閣が24日、石油製品を輸入する企業への補助金として9億5,613万9,000ソムを配分したと発表した。補填の対象である原価と小売価格の差は、油種により1リットルあたりおよそ20〜40ソムだという。
各国の統計も出そろった。アルメニア統計委員会の速報では7月の輸出が15.7%減の5億9,430万ドル、輸入が21.5%増の12億9,340万ドルで、建設が26.5%増と他の指標を上回った。アゼルバイジャンの経済改革分析・コミュニケーションセンターは、非貨幣用金を除く1〜7月の非石油輸出25億ドルについて品目別の首位が金の2億3,940万ドルで、銅鉱石・精鉱が1,600万ドルから1億5,200万ドルへ9.5倍になったと公表した。ジョージア国家統計局によれば2025年のホテル宿泊者は620万人で6.5%増、うち62.7%が外国人だった。第2四半期の国内旅行支出は月平均3億70万ラリで7.2%増えたが、伸びは訪問者数ではなく1回あたり177.0ラリという単価から来ている。カザフスタン農業省は28日、穀物の収穫が770万トンに達したと発表した。前年同期の390万トンから倍増したが、刈り取り面積も前年同期のほぼ2倍で、平均収量は1ヘクタールあたり14ツェントネルである。タジキスタンでは統計庁の1〜7月報告で石炭の採掘が149万5,000トンと前年同期を20万トン上回り、うち33万2,000トンを主にウズベキスタン向けに輸出した。
今後の予定では、9月9〜10日にアスタナでアスタナ・ファイナンス・デイズが開かれ、9月14日にトビリシ環状道路第4・5工区の国際入札が締め切られる。キルギスの貨物車への気温規制も9月1日が期限で、8月31日の時点で、運輸通信省の発表一覧に延長を告げるものは無い。
