キルギス国家統計委員会は8月25日、金融セクターの2026年上半期の実績を公表した。収入の合計は1,667億6,130万ソムで、前年同期の1,040億3,630万ソムから1.6倍に増えた。統計委は増加の要因を国立銀行と商業銀行の収入増としている。対象は国立銀行、商業銀行26行、銀行以外の金融・信用機関436、保険会社19の計482組織で、従事者は3万2,000人を超える。
銀行と銀行以外の金融・信用機関の与信残高は7月1日時点で6,774億ソムだった。銀行が89%、銀行以外が11%を占め、資金の用途は消費者向けが36%、商業が22%、住宅ローンが約12%、農業が10%である。顧客の数は6月末で2,600万を超えた。統計委が件数を口座として示しているのは増加分で、1年前より680万件増えている。統計委はモバイルバンキングとオンライン融資への接続が広がったためとしている。
| 区分(収入、単位100万ソム) | 2025年上半期 | 2026年上半期 |
|---|---|---|
| 銀行 | 90,151.8 | 147,287.3 |
| マイクロクレジット機関 | 8,303.1 | 11,373.7 |
| 保険会社 | 4,629.5 | 6,867.4 |
| 質屋 | 827.1 | 1,105.3 |
| 信用組合 | 102.6 | 105.5 |
| その他 | 22.2 | 22.1 |
| 合計 | 104,036.3 | 166,761.3 |
伸びは銀行に集中している。銀行の収入は63.4%増え、増加分の571億3,550万ソムはセクター全体の増加分627億2,500万ソムの91.1%にあたる。全体に占める銀行の比率も86.7%から88.3%へ上がった。保険会社は収入が48.3%増えた一方で支出が56.4%増え、収支差は6.2%増の7億9,040万ソムにとどまる。質屋、信用組合、その他を合わせた収入は12億3,290万ソムで全体の0.7%にすぎず、集計上の金融セクターの動きは事実上、銀行の動きである。
