キルギス内閣は8月24日、ビシュケクで開いた石油製品の国内市場向け供給に関する会議で、石油製品を輸入する企業への補助金として現時点までに9億5,613万9,000ソムを配分したと発表した。実際の原価と小売価格の差を補填するもので、その差は油種により1リットルあたりおよそ20〜40ソムにあたる。
発表は冒頭で、ガソリンの小売価格を保つために国が輸入企業へ約10億ソムの補助金を支払ったとしている。本文の9億5,613万9,000ソムは配分した額、丸めた約10億ソムは支払った額として書かれている。二つの語の関係に説明はなく、キルギス語版も同じ書き分けである。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助金の配分額 | 9億5,613万9,000ソム(現時点まで) |
| 冒頭の表現 | 約10億ソムを支払い |
| 原価と小売価格の差 | 1リットルあたりおよそ20〜40ソム(油種による) |
| 対象 | キルギスに石油製品を輸入する企業 |
| 目的 | 実際の原価と小売価格の差の補填 |
| 会議 | 2026年8月24日、ビシュケク |
補助金は8月20日の会議でも議題に挙がったが、そのときの発表は金額を示していない。1リットルあたり20〜40ソムという幅は原価と店頭価格の差がその水準にあることを示し、差が縮まらない限り財政の負担は続く。カスィマリエフ内閣議長(首相)は補助を続けると明言した。補助金が期日どおり出ている以上、地方の給油所は制限なく営業すべきだという指摘も会議で出たが、発表は誰の発言かを書いていない。指示は4日前とほぼ同じ並びだが、輸入の新しい仕組みを検討することと、製油所の近代化を期限内に終えることの2点が加わった。調達先を増やす短期の対応から、輸入の仕組みと国内の精製能力へ論点が移りつつある。
