資料写真:カスピ海の海上石油生産施設/Ahmet Colakoglu(CC BY-SA 3.0)出典

エネルギー・資源

キルギスの電力改革に5000万ドル。成果連動型で炭素クレジット市場への参入も視野

世界銀行がキルギスの電力部門改革に5000万ドルを供与する。3500万ドルは確定拠出、1500万ドルは成果検証後の支払い。約400万トンの排出削減を見込み、国際炭素市場への参加体制も整備する。

この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)、点は各国の首都の位置。

世界銀行は、キルギスの電力部門改革を支援するため5000万ドルを供与すると発表した。うち3500万ドルは成果連動型金融による確定拠出で、残る1500万ドルは成果が検証された場合に支払われる。原資は変革的炭素資産ファシリティ(TCAF)である。

支援の対象となる改革は、電力料金の原価回収に向けた段階的な引き上げ、脆弱世帯向けの最低生活料金(ライフライン料金)の導入、電力部門の財務の持続可能性の改善、そして国際的な炭素市場への参加に必要な制度の整備である。

世界銀行が見込む排出削減量はおよそ400万トンで、自動車約90万台を1年間走行させない場合に相当する。

実施はキルギス・エネルギー省が担い、期間は2031年までである。同国担当カントリーマネージャーはヒュー・リデル氏。

この記事の日付 2026年6月9日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年8月15日 14:42

← 記事一覧へ戻る
キルギスの電力改革に5000万ドル。成果連動型で炭素クレジット市場への参入も視野 | Caspian Intelligence