金融・投資

カザフスタンと中国が穀物のデジタル取引を稼働。初弾は亜麻仁2万4,000トン、カザフ企業35社が登録

カザフスタン農業省は9月5日、同国と中国が穀物・農産物の共同デジタル取引プラットフォームを稼働させたと発表した。最初の成果は亜麻仁2万4,000トンの輸出契約で、カザフ側は35社が登録している。基盤となる中国の全国穀物取引プラットフォームには約5万社が参加する。対中の農産品輸出は2025年に14億ドルと2021年の6.5倍になった。

資料写真:刈り入れ後の干し草/Nikolay Olkhovoy(CC BY 3.0)出典
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カザフスタン農業省は9月5日、同国と中国が穀物と農産物を取引する共同のデジタルプラットフォームを稼働させたと発表した。最初の成果は油糧用の亜麻仁2万4,000トンの輸出契約である。稼働は第8回中国穀物貿易会議に合わせたもので、ハテポワ農業次官が出席した。基盤は中国の全国穀物取引インターネット・プラットフォームで、約5万の農業関連企業が参加する。運営は中国国家食糧・戦略備蓄局(NAFRA)傘下の穀物取引調整センターが担う。

項目数字
初回の成約亜麻仁2万4,000トン
登録したカザフ企業35社
参加する中国企業約5万社
2025年の対中農産品輸出14億ドル(2021年の6.5倍)
2026年1〜6月の対中農産品輸出11億ドル(前年同期のほぼ2倍)
2025年の二国間農産品貿易額19.7億ドル(前年比36.8%増)

取引は公開オークション、指名入札、相対交渉、固定価格から選べ、保証、オンライン決済、独立検査、紛争解決の仕組みを備える。第1段階の対象は穀物と油糧作物、植物油と油脂製品で、中国市場の需要をみて品目を広げる余地があるという。背景にあるのは対中の農産品輸出の急な伸びである。2025年は14億ドルと2021年の6.5倍、2026年1〜6月は11億ドルと前年同期のほぼ2倍だった。二国間の農産品の貿易額(往復)は2025年に19.7億ドルで、前年比36.8%増だった。主な輸出品は飼料、植物油、油糧作物、穀物で、原料と一次加工品が中心である。原料のままの輸出から付加価値の高い加工へという課題は残り、扱う品目をどこまで広げられるかが次の焦点になる。

この記事の日付 2026年9月5日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年9月7日 2:28

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