資料写真:スナカタの変電所(カザフスタン)/Nikolai Bulykin(CC BY-SA 4.0)出典

金融・投資

カザフスタンのデジタルノマド制度、262人が資格を取得。申請1,517件の約17%、推薦状の発行は1,069件

アスタナハブは8月26日、デジタルノマド居住(DNR)とデジタルノマド査証(DNV)の実績を公表した。2026年8月時点でDNRによる永住許可が250人、DNVが12人の計262人で、制度開始からの申請1,517件の約17%にあたる。推薦状の発行は1,069件で、これは査証でも居住許可でもないとしている。

この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)、点は各国の首都の位置。

カザフスタンの国際ITスタートアップ技術パーク、アスタナハブは8月26日、デジタルノマド居住(DNR)とデジタルノマド査証(DNV)の実績を公表した。2026年8月時点で、DNRにより永住許可を得た外国のIT専門家が250人、所定の手続きを経てDNVを取得した人が12人で、合わせて262人が該当する資格を得た。制度開始からの申請は71か国から1,517件で、262人はその約17%にあたる。国別の件数は示していない。

段階ごとの内訳は次のとおり。

段階Digital Nomad ResidencyDigital Nomad Visa合計
アスタナハブが発行した推薦状1,030件39件1,069件
資格を取得した人250人12人262人

アスタナハブは査証を発行せず、居住許可の可否も判断しない。役割は申請の審査と、要件に適合する候補者への推薦状の発行までで、その後は申請者が国家機関の定める手続きを踏む。推薦状は査証でも居住許可でもなく、資格の自動取得を意味しないとしている。

対象は所定の職業要件を満たす外国のIT人材で、開発者、プロダクトマネージャー、人工知能の専門家、データアナリスト、技術系の起業家やスタートアップ創業者、国際的なテック企業の経営層に加え、外国の雇用主のもとで遠隔勤務する人材も含む。申請1,517件に対し推薦状は1,069件、資格取得は262人である。推薦状を得た1,069件と資格を取得した262人の差が、審査で落ちたものか手続きの途中にあるものかは示されていない。アスタナハブは、最終的な判断は権限を持つ国家機関が下すと説明している。

この記事の日付 2026年8月26日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年8月27日 14:59

← 記事一覧へ戻る