カザフスタンの国際ITスタートアップ技術パーク、アスタナハブは8月26日、デジタルノマド居住(DNR)とデジタルノマド査証(DNV)の実績を公表した。2026年8月時点で、DNRにより永住許可を得た外国のIT専門家が250人、所定の手続きを経てDNVを取得した人が12人で、合わせて262人が該当する資格を得た。制度開始からの申請は71か国から1,517件で、262人はその約17%にあたる。国別の件数は示していない。
段階ごとの内訳は次のとおり。
| 段階 | Digital Nomad Residency | Digital Nomad Visa | 合計 |
|---|---|---|---|
| アスタナハブが発行した推薦状 | 1,030件 | 39件 | 1,069件 |
| 資格を取得した人 | 250人 | 12人 | 262人 |
アスタナハブは査証を発行せず、居住許可の可否も判断しない。役割は申請の審査と、要件に適合する候補者への推薦状の発行までで、その後は申請者が国家機関の定める手続きを踏む。推薦状は査証でも居住許可でもなく、資格の自動取得を意味しないとしている。
対象は所定の職業要件を満たす外国のIT人材で、開発者、プロダクトマネージャー、人工知能の専門家、データアナリスト、技術系の起業家やスタートアップ創業者、国際的なテック企業の経営層に加え、外国の雇用主のもとで遠隔勤務する人材も含む。申請1,517件に対し推薦状は1,069件、資格取得は262人である。推薦状を得た1,069件と資格を取得した262人の差が、審査で落ちたものか手続きの途中にあるものかは示されていない。アスタナハブは、最終的な判断は権限を持つ国家機関が下すと説明している。
