資料写真:シムケントの市場の店先/Adam Harangozó(CC BY-SA 4.0)出典

金融・投資

カザフスタンのネット小売、2025年は3兆7,688億テンゲ。小売全体の14.3%、86%がマーケットプレイス経由

カザフスタン国家統計局によると、2025年のネット小売の市場規模は3兆7,688億テンゲで、小売販売額全体の14.3%を占めた。86%はマーケットプレイス経由、14%は小売業者の自社サイト経由である。品目別では電話・ガジェットが17.1%で最大だった。

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カザフスタン国家統計局が5月25日に公表した「カザフスタン共和国の電子商取引について(2025年)」によると、2025年のネット小売の市場規模は3兆7,688億テンゲだった。小売販売額全体に占める比率は14.3%で、前年から0.2ポイント上がった。2023年の2兆4,398億テンゲから2年でおよそ1.5倍である。

内訳はマーケットプレイス経由が3兆2,375億テンゲで86%、小売業者の自社サイト経由が5,313億テンゲで14%。マーケットプレイスで売れた商品の上位5品目は次のとおり。

品目2025年の販売額マーケットプレイス経由に占める比率
電話・ガジェット5,529億テンゲ17.1%
衣料・靴・スポーツ用品4,010億テンゲ12.4%
家庭・別荘用品3,905億テンゲ12.1%
家電3,333億テンゲ10.3%
食品2,383億テンゲ7.4%

電子商取引を行う企業の83.1%がマーケットプレイスを使い、自社サイトで売る企業は27.2%だった。売り手の裾野は広い一方、金額でみるとマーケットプレイス経由の商品販売の99.8%を大企業が占め、中堅0.2%、小規模0.1%にとどまる。平均単価はマーケットプレイス経由が商品1万1,123テンゲ、サービス4,840テンゲ、自社サイト経由はそれぞれ2万3,363テンゲ、1万3,876テンゲと2倍前後高い。小売全体に占める比率の伸びは、マーケットプレイスを算入した集計に切り替わった2022年の12.5%から14.3%へ、3年で1.8ポイントである(2021年の3.6%は集計範囲が違い、直接は比べられない)。少額の商品を大手が数でさばく構図が固まりつつあり、次の伸びしろは手数料と物流網が決めることになる。

この記事の日付 2026年5月25日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年8月22日 10:04

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