カザフスタン産業建設省は9月5日、国家地質調査プログラム(GosGIN)で準備した最初の有望区画を、早ければ2027年から投資家向けのオークションに出す計画だと明らかにした。エルサイン・ナガスパエフ産業建設相がウルィタウ州で調査の現場を視察した際に示したものである。今年、全国20区画で5万分の1の地質図作成(GS-50)に着手したこと自体は8月に伝えたとおりで、今回はその内訳が示された。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| GS-50に着手した区画 | 20区画 |
| 20区画が覆う面積 | 合計10万平方キロメートル超 |
| 実施地域 | 11地域 |
| ウルィタウ州 | 7区画・3.6万平方キロメートル |
| 掘削 | ウルィタウ州とアバイ州で計約300本 |
| オークションの開始 | 早ければ2027年 |
オークションの前提になるのが、GosGINの枠内で整備が進む単一のデジタル鉱区地籍である。有望区画ごとに電子パスポートを作り、地質情報の透明性と入手しやすさを高め、処理と準備にかかる期間を縮めるという説明である。調査は国立地質サービスの下に編成された企業群が担う。ウルィタウ州ではカザフムィス・バルラウが空中磁気、空中ガンマ線分光、空中重力の先行調査を、タウケン・サムルク傘下のカズゲオロギヤが高精度測位の無人機による同種の調査を行っている。手法にはリモートセンシングの解析と地球化学のイオニックリーチ法も入る。どの区画を、いつ、どの条件で売り出すかは今回の発表に書かれていない。
