カザフスタンで8月23日、新設の一院制議会「クルルタイ」の初の選挙が実施される。7月1日に発効した新憲法体制の下、下院マジリスと上院セナートからなる二院制は廃止され、任期5年・145議席のクルルタイが全国単一選挙区の比例代表制で選ばれる。議席獲得には5%の得票が必要となる。
アスタナ・タイムズによると、選挙には7政党が参加し、545人の候補者が登録された。中央選挙管理委員会によれば、女性・若者・障害者の合計は候補者の43.9%で、政党名簿に課された30%の累積クオータを上回っている。旧制度でマジリス98議席のうち29を占めた小選挙区は廃止され、全議席が拘束名簿式で決まる。
新体制では立法審議がクルルタイに一元化され、最大8つの常任委員会が法案の事前審査を担う。議会の多数派と野党が制度上定義され、野党には委員会ポストや政府質問の機会が保障される。選挙後には政府が形式上の総辞職を行い、大統領が10日以内に去就を判断する。
投資家にとっての注目点は、選挙そのものの帰趨よりも、選挙後に発足する政府の陣容と政策の継続性にある。税制改革、燃料市場の規制、新都市アラタウなどの大型事業はいずれも現政権の看板政策であり、新議会の構成がその推進体制を映すことになる。本サイトは開票結果を追って伝える。
