企業動向

ソリッドコア・リソーシズの株主総会、買付の3決議を可決。賛成率94.37〜99.11%、上限1億291万5,952株の取得条件が満たされる

カザフスタンの金生産会社ソリッドコア・リソーシズは9月30日、同日の株主総会で株式買付に関する3つの決議すべてが可決されたと発表した。賛成率は94.37〜99.11%。決議が可決されなければ株式を取得しないという買付の前提条件が満たされた。受付は9月9日から開いており、10月12日午後5時(アスタナ時間)まで続く。

資料写真:アルマトイ・アルファラビ通りの銀行街/Radosław Botev(CC BY 3.0 pl)出典
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カザフスタンの金生産会社ソリッドコア・リソーシズは9月30日、同日開いた株主総会で、株式買付に関する3つの決議すべてが可決されたと発表した。会社は9月8日の発表で、決議が正式に可決されない限り買付による普通株式の取得は行わないと明記していた。今回満たされたのはこの前提条件で、会社は株主の承認を得て市場内公開買付の実施を進めるとしている。買付の受付は9月9日午前11時に始まっており、10月12日午後5時まで開いている(いずれもアスタナ時間)。

投票結果は次のとおりである。

決議賛成(票)反対(票)棄権(票)賛成率賛成の議決権総数比
1 普通株式の市場内取得341,478,0363,076,97624,53199.11%77.06%
2 自己株式としての保有331,272,85913,266,74639,93896.15%74.75%
3 許容される取得の承認192,414,95511,471,36320,61894.37%43.42%

賛成率の母数は賛成と反対の合計で、会社は棄権を投票とはみなさず賛否の計算に入れないと注記している。議決権総数比の母数は4億4,314万6,134株である。会社はこの数字について、保有する自己株式1億2,340万8,853株が議決権も経済的権利も持たないため、これが会社の議決権の総数になると説明している。自己株式の株数と議決権の総数は、買付を提案した9月8日の発表には記載がなく、今回の発表で示された。

会社は買付の上限1億291万5,952株を発行済み株式の約23.2%としており、この比率は自己株式を除く4億4,314万6,134株を母数にすると再現できる。議決権の総数と自己株式を足した5億6,655万4,987株を母数にすると18.17%になるが、この株数と比率は本サイトが計算したもので、会社の発表には出てこない。買付価格1株11.66ドル、還元額の上限12億ドル、上限を超える応募があった場合に按分で減額する扱いは、9月8日の発表から変わっていない。

決議3の投票では、筆頭株主マーデン・インターナショナル・インベストメントSPCの議決権が除かれた。決議3の賛成は議決権総数の43.42%にあたり、決議1の77.06%、決議2の74.76%を下回る。マーデンの議決権が除かれたためである。マーデンの持ち株比率について、会社は8月19日の発表と株主構成のページで31.7%としている。

決議1は買付価格で上限までの普通株式を取得すること、決議2は取得した株式を自己株式として保有すること、決議3は買付の完了だけによって生じるマーデンの持ち株比率の上昇を、定款上の許容される取得として承認することである。会社は決議3について、買付による比率の上昇に限られ、マーデンがそれ以外の方法で株式を買い増すことを認めるものではないとしている。決議の内容と買付の枠組みは9月8日に買付が提案された時点で示されていた。

日程も9月8日の発表と同じで、応募の撤回期限は10月8日午後5時、受付の終了は10月12日午後5時、結果の公表は10月14日ごろである。撤回期限を過ぎると応募は撤回できなくなり、当該株式は決済まで凍結される。決済を結果の公表後すみやかに行うという行は英語版の日程表にあり、露語版の表からは落ちている。会社は今回の発表でも、これらの時刻と日付は変更されうるとしている。応募がどこまで集まっているかは発表に書かれていない。

この記事の日付 2026年9月30日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年10月1日 23:11

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