米ナスダックに上場するカザフスタンのKaspi.kzの臨時株主総会は2026年9月9日、第2四半期の配当を普通株1株あたり1,000テンゲとすることを承認した。前回の第1四半期分850テンゲから18%の増額となる。基準日は9月8日で、9月9日から株主の口座への振込で支払う。
取締役会は8月6日に1株1,000テンゲへの増配を提案し、8月10日の第2四半期決算でこれを公表した。同日の総会招集通知では、基準日を9月8日とする案を示していた。総会は増配案と基準日を提案どおり承認し、支払開始日を9月9日とした。
総会結果の発表に、配当の総額と対象の株式数は書かれていない。6月30日時点の流通株式1億9,002万7,266株(発行済1億9,950万株から自己株式947万2,734株を除いた数)に1,000テンゲを掛けると、総額は計算上約1,900億テンゲになる。米国預託株式(ADS)1単位は普通株1株にあたる。
| 承認日 | 対象期間 | 1株あたり | 宣言額(百万テンゲ) |
|---|---|---|---|
| 2026年4月15日(年次総会) | 2025年 | 850テンゲ | 161,690 |
| 2026年6月11日(臨時総会) | 2026年第1四半期 | 850テンゲ | 161,511 |
| 2026年9月9日(臨時総会) | 2026年第2四半期 | 1,000テンゲ | 約190,000(計算値) |
Kaspi.kzは2025年に配当を宣言せず、2026年4月に再開した配当は4月と6月の2回とも1株850テンゲだった。会社は第1四半期分について配当性向を64%としていた。第2四半期の連結純利益は前年同期から横ばいの2,588億8,900万テンゲで、上の計算による総額はその約73%にあたる。会社は決算発表で、増配は上半期の業績と、長期の成長見通しへの自信を反映したものだと説明している。
