金融・投資

サムルク・カズナとオマーン投資庁、1億5,000万ドルの共同ファンドを年内にAIFCで設立へ

オマーンのスルタンのカザフスタン国家訪問中の10月6日、サムルク・カズナとオマーン投資庁が共同投資の仕組みの設立協定に署名し、2026年末までにAIFCで1億5,000万ドルのファンドを対等の条件で設ける計画を示した。EDBはオマーン財務省と駐在の条件の協定に署名し、オマーンが第8の株主になるとした。

資料写真:アルマトイ・アルファラビ通りの銀行街/Radosław Botev(CC BY 3.0 pl)出典
この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)。点は本文に出てくる場所(アスタナ)。

オマーンのハイサム・ビン・タリク・アル・サイード国王(スルタン)のカザフスタン国家訪問に合わせ、10月6日にアスタナで両国の文書が交換された。大統領府(アコルダ)は、両首脳の立ち会いで交換された政府間・省庁間の文書として8件を挙げた。

サムルク・カズナの発表によると、政府系ファンドのサムルク・カズナとオマーン投資庁(OIA)は共同の投資の仕組みの設立協定に署名した。2026年末までにアスタナ国際金融センター(AIFC)で、規模1億5,000万ドルの共同投資ファンドを対等の条件で設立する計画で、ファンドは主にカザフスタンとオマーンでの共同事業に投資する。両者は4月24日に投資協力の基本条件(Heads of Terms)の協定に署名しており、首相府はこの協定を、共同の投資プラットフォームや投資ファンドなどを対等の条件で立ち上げるための制度上の基盤と説明していたが、額は示していなかった。

ユーラシア開発銀行(EDB)は同じ日、オマーン財務省と、同行がオマーンに駐在する条件に関する協定に署名したと発表した。署名したのはオマーンのスルタン・ビン・サレム・アル・ハブシ財務相と、EDBのニコライ・ポドグゾフ総裁である。EDBは、オマーンが同行の8番目の株主となり、ペルシャ湾岸から初めての加盟国になるとしている。加盟の手続きが終わる時期は発表に書かれていない。ポドグゾフ総裁は6月25日、EDBがオマーンに正式な招待を送り、手続きはオマーン側にあると述べていた(スプートニク・カザフスタンの報道)。

番号文書(アコルダの一覧の順)当事者
1投資の奨励と相互保護に関する協定カザフスタン政府、オマーン政府
2航空協定カザフスタン政府、オマーン政府
3共同の投資の仕組み(ファンド)の設立協定サムルク・カズナ、OIA
4共同事業ブルー・シティ・リクソス(Blue City Rixos)の基本条件に関する協定サムルク・カズナ、OIA
5金融分野の相互理解と協力に関する覚書両国の財務省
6カザフスタン・オマーン実業評議会の設立に関する相互理解の協定全国企業家会議所アタメケン、オマーン商工会議所
7地質探査の戦略的協力に関する協定カズムナイガス、OQエクスプロレーション・アンド・プロダクション
8EDBのオマーンにおける駐在の条件に関する協定EDB、オマーン政府(EDBの発表ではオマーン財務省)

共同ファンドの投資の対象分野、運用の担い手、最初の案件は、10月6日の発表には書かれていない。

この記事の日付 2026年10月6日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年10月7日 16:38

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