資料写真:ガス処理プラント/Kinkz27(CC BY-SA 4.0)出典

エネルギー・資源

ウズベキスタン大統領、第2原発の準備を明言。74億2,400万ドルの起工式での発言、公式記事に言及なし

ミルジヨエフ大統領が8月17日、ホラズム州ヒヴァの式典で2基目の原子力発電所の準備を進めていると述べた。立地・容量・時期は未公表で、同じ式典を扱う大統領府の公式記事に第2原発への言及はない。ジザク州の第1原発は6月4日に1号機が着工している。

この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)、点は各国の首都の位置。

ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領は8月17日、ホラズム州ヒヴァで開かれた投資案件の式典で、2基目の原子力発電所の準備を進めていると述べた。「きょうは秘密を教えよう。近いうちに、2基目の発電所についても大がかりな準備を進める」という発言で、ガゼタ・ウズが8月20日に直接引用して伝えた。立地、容量、時期はいずれも明らかにされていない。大統領はこの前後で、ジザク州で建設中の原発に触れている。

同じ式典を扱った大統領府の公式記事(8月17日付)に、第2原発への言及はない。公式記事が記すのは投資案件の内訳である。

項目内容
式典2026年8月17日、ホラズム州ヒヴァ
竣工した案件12件・1億7,600万ドル
着工した案件15件・74億2,400万ドル
見込む雇用6,600人
第2原発大統領が準備中と発言。立地・容量・時期は未公表
大統領府の公式記事同じ式典を扱うが第2原発への言及なし
第1原発(ジザク州)2026年6月4日、両国大統領がビデオ会議で1号機の建設を開始。IAEA事務局長が同席

第1原発は小型モジュール炉と大型のベースロード電源を組み合わせる構成で、6月4日にミルジヨエフ大統領とロシアのプーチン大統領がビデオ会議で1号機の建設を開始した。ここから先の工程を語っているのは大統領府ではなく所管官庁の長である。ガゼタ・ウズは6月18日、原子力庁(ウズアトム)のアジム・アフメドホジャエフ長官がYouTube番組のインタビューで、最初の小型炉の技術的起動を2029年10〜11月、大型ユニットの運転開始を2033年、全体の完成を2034〜35年、総容量を2,110メガワットと述べたと伝えた。第1原発は日程と規模がここまで具体化している一方、第2原発について公表されているのは大統領の発言だけである。

この記事の日付 2026年8月20日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年8月23日 3:45

← 記事一覧へ戻る