ジョージア国家統計局(Geostat)が9月3日に公表した2026年8月の消費者物価指数は、前月(7月)比で0.4%上昇、前年同月(2025年8月)比で5.6%上昇した。前年比は7月の5.5%から0.1ポイント上がり、前月比は7月の0.4%低下から反転した。
食品・非アルコール飲料、エネルギー、規制料金、交通の一部料金を除いて算出するコア・インフレは前年比3.8%で、7月と同じだった。国立銀行の物価目標は3%で、8月の総合はこれを2.6ポイント、コアは0.8ポイント上回る。
前年比を最も押し上げたのは交通で、15.2%上昇して総合5.6%のうち1.81ポイントを占めた。内訳は自家用輸送機器の運用が20.8%、交通サービスが12.8%である。次いで食品・非アルコール飲料が5.0%上昇して1.72ポイント、住居・水道・電気・ガスなどが8.5%上昇して0.82ポイントだった。後者では電気・ガス・その他燃料が10.3%上がった。生産段階では、7月の工業製品生産者物価が前年比5.1%上昇している(7月の生産者物価)。
| 項目 | 2026年7月 | 2026年8月 |
|---|---|---|
| 前月比 | −0.4% | +0.4% |
| 前年同月比 | 5.5% | 5.6% |
| コア(前年同月比) | 3.8% | 3.8% |
| たばこ除くコア(同) | 3.5% | 3.6% |
| 交通(前年同月比/寄与度) | +14.2%/1.66pt | +15.2%/1.81pt |
| 食品・非アルコール飲料(同) | +4.9%/1.74pt | +5.0%/1.72pt |
| 住居・水道・電気・ガスなど(同) | +8.3%/0.8pt | +8.5%/0.82pt |
| 保健(同) | +4.7%/0.4pt | +5.2%/0.44pt |
総合が0.1ポイント上がる一方で、コアは3.8%から動かなかった。寄与の大きい交通、食品・非アルコール飲料、住居・光熱は、いずれもコアの算出から除かれる食品・エネルギー・規制料金・交通の一部料金を含む分類である。政策金利は5月6日に0.25ポイント引き上げられて8.25%となり、6月17日と7月29日の会合はいずれも据え置きだった。
