金融・投資

ジョージアの7月の実質GDPは速報推計で8.0%増。1〜7月の平均は7.9%

ジョージア統計局が8月31日に公表した速報推計で、2026年7月の実質GDPは前年同月比8.0%増となった。1〜7月の平均は7.9%で、6月分の発表が示した1〜6月の平均と同じ水準である。製造業や情報通信などが寄与し、建設は減少した。7月の新規登録企業は7,027件だった。

資料写真:バトゥミの高層街/Sergio Guardiola Herrador(Unsplash License)出典
この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)。

ジョージア統計局は8月31日、2026年7月の経済成長の速報推計を公表した。7月の実質国内総生産は前年同月比8.0%増で、1〜7月の平均実質成長率は7.9%だった。速報推計は、付加価値税の課税事業者の売上高という行政記録に財政・金融統計を組み合わせて算出する月次の推計値であり、四半期ごとの国民経済計算とは別の系列である。統計局は、農業や非観測経済のように月次の速報データが存在しない部門については過去の期間のデータをもとに推計していると注記している。

項目2026年7月
実質GDP成長率(前年同月比、速報推計)8.0%
1〜7月の平均実質GDP成長率7.9%
新規登録企業数7,027件(前年同月比14.1%増)
速報推計に用いたVAT課税事業者売上高177億1,170万ラリ(前年同月比12.6%増)

統計局は、7月に実質の伸びが大きく寄与した部門として製造業、情報通信、金融・保険、鉱業、運輸・保管を挙げ、建設では減少が記録されたとしている。寄与度の数値は示していない。統計局が7月31日に公表した6月分の速報推計(ジョージアの6月GDPは8.6%増、上期は7.9%増)では、寄与した部門は製造業、運輸・保管、建設、情報通信、金融・保険で、減少したのは鉱業とエネルギーだった。建設と鉱業が1か月で入れ替わった形である。

1〜7月の平均7.9%は、6月分の発表が示した1〜6月の平均と同じ水準で、年初来の伸びはほぼ横ばいである。ただし統計局は、速報推計の材料であるVAT課税事業者の売上高が毎月更新されうるため、それに応じて過去の月の実質GDP成長率の推計も改定されると明記している。月次の数値は暫定的なものとして読む必要がある。

この記事の日付 2026年8月31日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年8月31日 19:16

← 記事一覧へ戻る