ジョージア国立銀行は8月31日、国内に籍を置く投資ファンドの運用資産が2026年第2四半期末に5億4,600万ラリとなり、前年同期の2.4倍になったと発表した。発表の図では前年同期(2025年6月末)が2億2,400万ラリ、2025年末が4億7,200万ラリで、伸びの大半は2025年後半に起きている。6月30日時点で、国立銀行の規制下にある運用会社は11社、投資ファンドは24本だった。
国立銀行は同じ発表で、2020年9月22日の総裁決定第170/04号に基づく主体別の公表を始めたことも明らかにした。掲載された16主体の合計は5億4,590万ラリで、発表の総額と一致する。
| 主体 | 区分 | 運用資産(百万ラリ) | 構成比 |
|---|---|---|---|
| TBCアセット・マネジメント | 運用会社 | 358.4 | 65.7% |
| BOGアセット・マネジメント | 運用会社 | 95.9 | 17.6% |
| フォーサイト・インベストメント・グループ | 運用会社 | 73.8 | 13.5% |
| ガゼル・ファイナンス・ジョージア | ファンド | 12.6 | 2.3% |
| キャッシュ・プラス・キャピタル | ファンド | 3.5 | 0.6% |
| フューチャー・ラボラトリー・ベンチャーズ | ファンド | 0.9 | 0.2% |
| アルファ・プラス・アセット・マネジメント | 運用会社 | 0.8 | 0.1% |
| 他9主体 | 運用会社7・ファンド2 | 0 | 0.0% |
| 合計 | 16主体 | 545.9 | 100.0% |
運用会社の欄はその会社が運用する全ファンドの資産の合計で、運用会社に属さないファンドだけが単独で載る。上位2社で83.2%、上位3社で96.7%を占め、16主体のうち9主体は運用資産がゼロと記載されている。図の区分別では企業向け債権・確定利付き型が大部分を占める。
枠組みは投資ファンド法と国立銀行の規則で、欧州連合の指令とIOSCOの原則に基づく。ファンドは公募ができる認可ファンドと、私募に限られる登録ファンドに分かれる。国立銀行の投資ファンド登録簿に6月30日までに載った24本のうち、認可ファンドは2本である。発表が伝えるのは2.4倍という伸びだが、主体別の数字が示すのは、8割超を2社が握り、国内籍で公募ができるファンドが2本の市場である。
