ロンドン証券取引所に上場するライオン・ファイナンス・グループ(BGEO)は2026年8月11日、株主還元に関する2つの発表を行った。
ひとつは配当である。取締役会は2026年第2四半期に関する中間配当を、普通株1株あたり3.05ラリと決定した。支払いは英ポンド建てで行われる。
もうひとつは自社株買いである。取締役会は同日、自社株の買い付けと消却を行うプログラムを5,900万ラリ拡大することを承認した。
同社は同じ8月11日に、2026年第2四半期および上期の未監査・レビュー済み連結決算を英国夏時間の午前7時に公表する予定も告知していた。決算発表と同時に還元方針を示した形である。
ライオン・ファイナンス・グループは2025年2月にバンク・オブ・ジョージア・グループから改称した金融持株会社で、FTSE250構成銘柄である。傘下にジョージアのバンク・オブ・ジョージアと、アルメニア最大の銀行アメリアバンクを持つ。ティッカーはBGEOのまま変更されていない。
本サイトが扱う8か国のうち、ジョージアとアルメニアは記事の蓄積が最も薄い。両国にまたがる事業を持ち、ロンドン市場向けに英語で継続的な開示を行うこの企業は、地域の金融動向を追ううえで数少ない一次情報源にあたる。
なおジョージアの銀行部門全体では、2026年6月の貸出残高が為替変動を除くベースで前年同月比14.5%増、預金が22.9%増と高い伸びが続いている。
