資料写真:キルギスの谷/Ninara from Helsinki, Finland(CC BY 2.0)出典

金融・投資

キルギスのGDP、1〜7月は11.1%増の1兆1,727億ソム。建設が60.6%増で牽引

キルギス国家統計委員会が8月14日に公表した2026年1〜7月のGDP速報値は1兆1,727億4,800万ソムで、前年同期比11.1%増だった。財貨を生産する部門が19.9%増、サービス部門が6.1%増、生産物への純税が11.2%増。建設が60.6%増と最も速く、財貨側の構成比が3.3ポイント上がった。

この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)、点は各国の首都の位置。

キルギス国家統計委員会は8月14日、2026年1〜7月のGDP速報値を公表した。GDPは1兆1,727億4,800万ソムで、前年同期比11.1%増だった。財貨を生産する部門、サービスを提供する部門、生産物への純税のいずれもが伸び、押し上げに寄与した。

内訳は次のとおり。構成比は前年同期と当期を並べた。

部門2026年1〜7月前年同期比構成比(前年同期→当期)
GDP1兆1,727億4,800万ソム+11.1%100.0%→100.0%
財貨を生産する部門4,006億8,530万ソム+19.9%30.9%→34.2%
うち農林水産業749億8,580万ソム+6.0%6.7%→6.4%
うち鉱工業2,296億9,690万ソム+11.1%18.0%→19.6%
うち建設960億260万ソム+60.6%6.2%→8.2%
サービスを提供する部門5,844億4,040万ソム+6.1%53.5%→49.8%
生産物への純税(補助金控除後)1,876億2,230万ソム+11.2%15.6%→16.0%

伸びを引っ張ったのは建設で、前年同期の1.6倍にあたる60.6%増となり、GDP構成比も2.0ポイント上がった。鉱工業も1.6ポイント上げ、財貨側の構成比は合わせて3.3ポイント広がっている。反対にサービス部門の構成比は3.7ポイント下がったが、これはサービスが縮んだからではなく、6.1%増と伸びてはいるものの財貨側の速度に及ばなかった結果である。鉱工業の内訳では鉱業が16.9%増、製造業が11.8%増と伸びる一方、電気・ガス・蒸気・空調の供給だけが0.2%減となった。建設の勢いは1〜7月に完成した個人住宅が5,446戸・235億6,500万ソムという数字にも表れている。ただし今回は速報値で、農業、鉱工業、建設、商業、宿泊・飲食、運輸・通信という基幹部門の産出指数から推計したものである。統計委員会はこれらの部門がGDPに占める比率を約55%としている。

この記事の日付 2026年8月14日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年8月23日 3:42

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