ウズベキスタン国家統計委員会が公表している対外貿易統計によると、2026年1〜6月の鉱物性燃料(HS27類)の輸入額は22億2,962万ドルとなり、前年同期比19.3%増えた。同じ期間の輸出額は7億7,282万ドルで5.6%増にとどまり、差引きは14億5,681万ドルの入超である。前年同期の入超は11億3,734万ドルで、1年で28.1%開いた。
| 輸入品目(HS類) | 2026年1〜6月 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 原子炉・ボイラー・機械類(84類) | 33億7,132万ドル | 6.3%増 |
| 電気機器(85類) | 24億4,985万ドル | 59.6%増 |
| 鉱物性燃料(27類) | 22億2,962万ドル | 19.3%増 |
| 車両(87類) | 20億5,190万ドル | 31.9%増 |
| 鉄鋼(72類) | 12億4,239万ドル | 9.7%増 |
| 参考: 鉱物性燃料の輸出 | 7億7,282万ドル | 5.6%増 |
鉱物性燃料は同期間の物品輸入221億9,010万ドルの10.0%を占め、機械類と電気機器に次ぐ3番目の輸入品目である。輸出側では物品輸出96億6,410万ドルの8.0%にあたる。物品輸出は貴金属(71類)が67.3%減った影響で全体が24.7%減る一方、物品輸入は22.3%増えており、燃料の入超拡大は貿易収支全体の悪化の一部として現れている。公表されているのは金額だけで、価格と数量のどちらが押し上げたかは同じ統計からは分からない。ウズベキスタンは航空燃料をジョージアとイラクから手当てするなど調達先の分散にも動いており、燃料の輸入額がどこまで単価要因かは、下半期の数量統計を待つ必要がある。
