世界銀行は地域経済報告「ECA Economic Update」を公表し、欧州・中央アジア地域全体の2026年の成長率が2.1%になるとの見通しを示した。
地域内の内訳では、中央アジアが2026〜27年の平均で4.9%と相対的に高い。中欧が2026年2.4%・2027年2.3%、西バルカン諸国が今後2年の平均で3.1%、ウクライナが2026年に1.2%、ロシアが2026年に0.8%と続く。
リスクとして挙げられているのは、中東情勢の影響、地政学的な緊張、貿易の分断、エネルギー費用の上昇、そして天然ガス・石油・肥料の供給途絶である。世界銀行は、世界的なエネルギーと肥料の供給が大きく損なわれる可能性にも言及している。
報告には世界銀行の欧州・中央アジア地域担当副総裁アントネッラ・バッサーニ氏と、同地域チーフエコノミストのイヴァイロ・イズヴォルスキ氏が関与している。
