ジョージアの2026年1〜7月の物品の対外貿易総額(非申告取引を除く)は155億1,700万ドルとなり、前年同期比7.5%増えた。統計局(サクスタット)の発表として、ビジネス専門媒体BPNが伝えた。
内訳を見ると、輸出と輸入で伸びが大きく異なる。輸出は46億6,900万ドルで21.6%増、輸入は108億4,900万ドルで2.4%増である。輸出だけが二桁で伸び、輸入がほぼ横ばいという構図が続いている。
その結果、貿易赤字は61億8,000万ドルとなった。貿易総額に対する比率は39.8%である。
赤字の規模そのものは依然として大きい。輸入が輸出の2.3倍あり、この差は観光収入、海外からの送金、直接投資といった外貨の流入で埋められている。2026年上期の観光収入は19億ドル、送金は19億ドルだった。
もっとも、比率は改善している。輸出が伸びて輸入が止まっているためで、ゴールト・アンド・タガートは2026年通年の経常収支赤字をGDP比2.4%と、過去最低の水準になると予測している。第1四半期の経常赤字はすでに3.8%まで縮み、前年同期の7.9%から半減した。
輸出の伸びの中身には注意が要る。6月の品目別では石油製品と貴金属の寄与が大きく、自動車の再輸出は減少した。仕向地別ではEU向けが46.8%減った一方、「その他地域」向けが174.8%増えている。統計上の輸出額が伸びていても、それが国内で付加価値を生む生産の拡大によるものか、通過する商品の帳簿上の動きによるものかは、品目ごとに見ないと判断できない。
