ジョージアの貿易収支が改善している。2026年6月の物品輸出は前年同月比20.4%増の7億7,080万ドルとなり、5月の15.1%増に続いて高い伸びを示した。輸入は7.5%増の16億ドルにとどまり、その結果、貿易赤字は2.0%減の8億5,450万ドルへ縮小した。ゴールト・アンド・タガートの週次レポートによる。
上期通算では、輸出が20.0%増の39億ドル、輸入は0.7%増の90億ドルとほぼ横ばいで、貿易赤字は10.2%減の52億ドルとなった。輸入がほとんど伸びないなかで輸出だけが二桁で伸びる構図である。
輸出品目の上位5つは自動車(16.1%減)、石油製品(前年比1億1,230万ドル増)、貴金属(27.9%増)、果物(0.4%増)、銅(2,970万ドル増)だった。自動車の再輸出が減る一方、石油製品が大きく積み上がっている。仕向地別ではCISが50.4%(12.8%減)、その他地域が44.8%(174.8%増)、EUが4.8%(46.8%減)である。EU向けが大きく減り、その他地域向けが急増しているという構成の変化は注意して見る必要がある。
輸入の上位5品目は自動車(25.3%減)、石油製品(63.1%増)、医薬品(8.9%増)、原油(4,070万ドル増)、電話機(3.8%減)だった。
海外からの送金も伸びを取り戻した。6月の送金流入は前年同月比10.4%増の3億4,830万ドルとなり、5月の7.1%増から加速した。送金元別ではEUが5.1%増で全体の43.9%を占め、米国が12.7%増で19.0%、ロシアが25.1%増で14.8%、イスラエルが22.4%増で8.4%、トルコが35.1%増で3.6%である。上期通算では11.1%増の19億ドルとなった。
6月の流入が想定を上回ったことを受け、同社は2026年通年の送金見通しを38億ドルから40億ドルへ引き上げた。
