金融・投資

アゼルバイジャン中銀、8月に15億ドルの買い介入。外貨準備は153億ドルで年初来33%増

アゼルバイジャン中央銀行は9月7日、経常収支の黒字と金融部門の脱ドル化で外貨の供給が需要を上回ったため、8月に15億ドルの買い介入を実施したと発表した。この結果、中銀の外貨準備は年初来38億ドル増えて153億ドルになった。中銀は買い入れた外貨を再び市場へ振り向ける可能性も排除していない。

資料写真:銀行の建物/Urek Meniashvili(CC BY-SA 3.0)出典
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アゼルバイジャン中央銀行は2026年9月7日、同年8月に外国為替市場で15億ドルの買い介入を実施したと発表した。中銀は、国際収支の経常収支が黒字であることと、金融部門の脱ドル化が続いていることを背景に、市場で外貨の供給が需要を上回ったと説明している。この結果、中銀の外貨準備は今年に入ってから38億ドル、率にして33%増え、過去最高の153億ドルになったとしている。

時点中銀の公式外貨準備
2025年8月112億4,940万ドル
2025年12月115億1,490万ドル
2026年6月30日131億5,760万ドル
2026年7月31日137億6,790万ドル
2026年8月31日153億130万ドル

中銀が公表する時系列では、8月31日時点は153億130万ドルで、7月31日時点の137億6,790万ドルから15億3,340万ドル、率にして11.1%増えた。8月1か月の増加は、同月の買い介入15億ドルとほぼ同じ規模である。中銀の分析バランスによる2025年8月の112億4,940万ドルと比べると、40億5,190万ドル、率にして36.0%多い。中銀は、市場で買い入れた外貨の全部または一部を、均衡を確保する目的で再び市場へ振り向けることは排除されないと明記している。ただし時期の書きぶりは言語版で違う。アゼルバイジャン語版は「今後市場で形成される需要に応じて」として期限を置いていないが、英語版は「年内に」と書いている。また、マクロ経済の安定を保つために買いまたは売りの取引への参加を続ける場合には、その都度公表するとしている。今回の発表と時系列が扱うのは中央銀行の準備であり、国家石油基金(SOFAZ)の資産には触れていない。

この記事の日付 2026年9月7日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年9月8日 12:33

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