ウズベキスタン中央銀行は9月10日、為替レートの決め方と公表のしかたを9月15日から改めると発表した。公定為替レートは為替取引所での取引だけでなく、銀行間の店頭市場で成立した取引も考慮して算出し、取引所と店頭の取引の加重平均レートを基に決める。あわせて、土曜と日曜を含む非営業日には、最後の営業日の結果を受けて公表した公定レートを使う運用に移る。中銀は、公定レートの算出で国内の外貨市場の取引をより広く捉え、市場の現状をより正確に映せるとしている。
| 項目 | 9月15日からの扱い |
|---|---|
| 公定レートの基になる取引 | 為替取引所の取引に加え、銀行間の店頭市場の取引も考慮し、両方の加重平均レートを基に決める |
| 非営業日のレート | 土曜と日曜を含む非営業日には、最後の営業日の結果を受けて公表したレートを使う |
中銀は7月29日、8月10日から為替取引所の取引を17時までとし、取引の結果を受けて公定レートを銀行の営業日ごとに17時30分に公表すると告知していた。中銀が日付ごとに公表しているレートを見ると、いまは非営業日にも、その前の営業日から適用されているレートがそのまま使われている。9月5日と6日の公定レートは、いずれも4日から適用の1ドル=11,795.00スムだった。9月11日から適用の公定レートは1ドル=11,783.47スムで、8月19日適用の11,820.4スムより、ドルに対してスム高の水準にある。
7月29日の告知によれば、公定レートは会計と統計その他の報告、関税その他の義務的な支払いの計算に使われる。発表は、取引所と店頭の取引をどの比重で平均するかも、店頭取引の規模も、対象となる通貨も示しておらず、算出方法の変更が公定レートの水準に影響するかどうかも、発表からは読み取れない。
