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カザフスタンの国際送金システム経由の海外送金、7月は563億7,500万テンゲ・前月比13.5%減。ウズベキスタン向け36.1%

カザフスタン国立銀行が8月31日に公表した7月の国際送金システム統計では、国外への送金は12万6,230件・563億7,500万テンゲで前月比13.5%減だった。送金先はウズベキスタン36.1%、ロシア30.4%。前年同月分と突き合わせるとテンゲ建てで20.0%減だが、テンゲ高のためドル換算では10.3%減にとどまる。

資料写真:テンゲ紙幣/National Bank of Kazakhstan(Public domain)出典
この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)。

カザフスタン国立銀行は8月31日、国際送金システム経由の送金統計の7月分を公表した。ウエスタンユニオンやゴールデンクラウンなどのシステムで扱われた取引に限った系列で、対外送金の全体ではない。

7月に国外へ送られたのは12万6,230件、563億7,500万テンゲで、国立銀行は前月比で件数21.3%減、金額13.5%減としている。国外から受け取ったのは3万8,580件、159億3,800万テンゲで、前月比は件数14.0%減、金額13.1%減。送った額は受け取った額の3.5倍にあたる。

送金先2026年7月(百万テンゲ)構成比2025年7月の構成比
ウズベキスタン20,372.7636.1%42.5%
ロシア17,140.8130.4%25.3%
トルコ5,880.6910.4%12.4%
ジョージア3,876.286.9%6.2%
キルギス2,948.855.2%3.2%
合計56,375.43100.0%100.0%

前年同月比は発表に無い。2025年7月分の同じ統計と突き合わせて算出すると、国外への送金はテンゲ建てで20.0%減、件数で9.6%減となる。ただしテンゲ建ての比較である。国立銀行が日ごとに公表する公式レートを本サイトで月内31日分ずつ平均すると、2025年7月が1ドル=528.75テンゲ、2026年7月が471.74テンゲになる。国立銀行はこの月平均を公表していない。これで換算すると1億3,324万ドルから1億1,951万ドルへ10.3%の減少にとどまる。月内の送金は日ごとに一様ではなく、公式レートは前営業日の取引で決まって土日は据え置かれるため、月平均での換算は近似である。件数の減り方に近く、テンゲ建ての2割減をそのまま取扱の縮小と読むことはできない。受取側では米国が18.5%で首位に立ち、前年同月に24.9%で首位だったロシアは17.9%に下がっている。減少の理由に発表は触れていない。受取国の側から見た7月の数字はジョージアへの送金に、域内の出稼ぎ送金の構造は用語解説にある。

この記事の日付 2026年8月31日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年9月1日 15:32

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