ARCHIVE · 2026-09
2026年9月の記事
89本。日付は出典の発表日です。
ジョージアの2027年予算案、「カスピ海横断輸送回廊」に2億5,000万ラリを新たに計上。アナクリア深水港は1億2,500万ラリ2026年9月30日運輸・インフラ ジョージア財務省が公表した2027年度予算法案(第1次提出)の資本事業の附属書に、電気機関車45両などを買う「カスピ海横断輸送回廊」の行が2億5,000万ラリで新たに載った。アナクリア深水港は2026年計画の5,000万ラリから1億2,500万ラリに増える。議会の審議前の額である。
ジョージア国立銀行、返済負担率25%上限の所得の境目を2027年に2段階で引き上げ。1,500ラリ未満から2,500ラリ未満へ2026年9月30日金融・投資 ジョージア国立銀行の金融安定委員会は9月30日、個人向け融資の返済負担率(PTI)25%の上限がかかる所得の境目を、これまでの1,500ラリ未満から2027年2月1日に2,000ラリ未満、9月1日に2,500ラリ未満へ引き上げる決定を公表した。名目所得の伸びに合わせた再調整としている。
カザフスタン・ウズベキスタン・UAEの担当省、アフガン経由でパキスタンの港へ向かう鉄道構想「CASA」の検討で覚書2026年9月30日運輸・インフラ カザフスタン首相府と運輸省は9月30日、カザフスタンとウズベキスタンの運輸省とUAEのエネルギー・インフラ省が、カザフスタンからウズベキスタン、アフガニスタンを経てパキスタンの港に至る鉄道構想CASAの協力覚書に署名したと公表した。技術・経済の調査を行うとし、具体的な経路や費用は示していない。
ウズベキスタンの1〜8月の貿易高574億ドル、7.6%増。非貨幣用金の輸出が約3分の1に減り、赤字は前年同期の1.93倍2026年9月30日金融・投資 ウズベキスタン国家統計委員会が9月30日に公表した1〜8月の暫定値で、貿易高は574億260万ドルの7.6%増。輸出は3.4%減の228億6,690万ドル、輸入は16.3%増の345億3,560万ドルで、赤字は116億6,870万ドルと前年同期の1.93倍になった。非貨幣用金の輸出は前年同期の33.7%に落ちた。
キルギスの2027年予算案、歳入7,283億ソムで2026年当初予算比32.1%増。閣議の決定で10億ソムを上積み2026年9月30日金融・投資 キルギス財務省は9月30日、2027年予算法案と説明書を公開した。歳入は7,282億9,555万3,600ソム(2026年の当初予算比32.1%増)、歳出は6,958億943万5,200ソム、黒字は324億8,611万8,400ソム。9月25日の閣議で10億ソムが加わり、歳入と歳出は9月16日の聴聞会の値から増えた。
ソリッドコア・リソーシズの株主総会、買付の3決議を可決。賛成率94.37〜99.11%、上限1億291万5,952株の取得条件が満たされる2026年9月30日企業動向 カザフスタンの金生産会社ソリッドコア・リソーシズは9月30日、同日の株主総会で株式買付に関する3つの決議すべてが可決されたと発表した。賛成率は94.37〜99.11%。決議が可決されなければ株式を取得しないという買付の前提条件が満たされた。受付は9月9日から開いており、10月12日午後5時(アスタナ時間)まで続く。
ジョージアの8月の実質GDPは速報推計で6.3%増。1〜8月の平均は7.6%2026年9月30日金融・投資 ジョージア統計局が9月30日に公表した速報推計で、2026年8月の実質GDPは前年同月比6.3%増となった。1〜8月の平均実質成長率は7.6%。7月の8.0%は改定されていない。製造業や情報通信などが寄与し、建設は減少した。第2四半期は前回発表の7.0%から6.9%へ改定された。
カザフスタンの年金積立、民間運用への委託申請は9月7〜22日で約690億7,000万テンゲ。実際の移管は9月1〜22日で194億テンゲ超2026年9月29日金融・投資 カザフスタンの統一積立年金基金ENPFは、積立金を民間運用へ最大100%まで委託できる制度が9月7日に始まり、9月7〜22日に約3万9,870件・約690億7,000万テンゲの申請を受け付けたと国営通信カズインフォルムの取材に明らかにした。実際の移管は期間の異なる9月1〜22日で194億テンゲ超・1万6,664件。
先週の中央アジア・コーカサス:EBRDがウズベキスタンの2026年成長率予測を7.5%へ上方修正、シルダリヤ州の新設火力で1,600メガワットが緊急停止(9月21日〜27日)2026年9月28日週間まとめ EBRDが9月24日に公表した地域経済見通しで、中央アジア・コーカサス8か国のうち6月版から予測が動いたのはウズベキスタン(2026年を7.5%へ)とジョージア(6.5%へ)の2か国だけだった。25日にはシルダリヤ州の試運転中の火力発電所で1,600メガワットが緊急停止したとウズベキスタン・エネルギー省が発表した。カザフスタンでも合計962メガワットの負荷が遮断されたと、KursivがKEGOCのデータとして伝えている。ウズベキスタン大統領府はカラカルパクスタンとアンディジャンの事業を相次いで公表し、カザフスタンの銀行部門の1〜8月の純利益は13.6%減った。
ウズベキスタン大統領府、アンディジャン州で6億ドルの物流団地と女性雇用の2,000万ドル基金を示す。輸出目標15億ドルは3年続けて同額2026年9月24日金融・投資 ウズベキスタン大統領府は9月24日、アンディジャン州の会合で、クルガンテパとハナバードの6億ドルの物流団地、キルギスと合意した国境検問所、女性の雇用のための2,000万ドルの基金を示したと公表した。来年の目標に挙げた輸出15億ドルは、同じ州をめぐる過去の発表でも対象の年を変えながら同じ額が挙げられてきた。
ウズベキスタンの新設火力で1,600メガワットが緊急停止。KEGOCのデータではカザフスタンで962メガワットの負荷遮断2026年9月25日エネルギー・資源 ウズベキスタン・エネルギー省は9月25日、シルダリヤ州にあるEDF社の新しい火力発電所で05時05分に1,600メガワットが緊急停止したと発表した。試運転中の発電所で、発表に原因の記載はない。カザフスタンでは962メガワットの負荷が遮断されたと、KursivがKEGOCのデータとして伝えた。
EBRD、ウズベキスタンの2026年成長率予測を1.0ポイント上げ7.5%に。ジョージアも0.5ポイント上げ6.5%、他の6か国は据え置き2026年9月24日金融・投資 EBRDが9月24日に公表した地域経済見通しの2026年9月版(題名「Running dry」)で、中央アジア・コーカサス8か国のうち6月版から予測が動いたのはウズベキスタン(2026年を1.0ポイント上げ7.5%)とジョージア(2026年・2027年を0.5ポイントずつ上げ6.5%・5.5%)の2か国だった。
ウズベキスタン大統領府、カラカルパクスタンで2030年までに風力3,300メガワット・蓄電400メガワットの計画。人工知能・データセンターの特別区域に6事業80億ドル2026年9月19日エネルギー・資源 ウズベキスタン大統領府は、9月19日にヌクスで開かれたカラカルパクスタンの会議として、2030年までに風力3,300メガワットと蓄電400メガワット、「グリーン」エネルギー比率76%の計画を公表した。人工知能とデータセンターの特別区域では6事業・総額80億ドルを実施するとしたが、内訳は示されていない。
世界銀行、ウズベキスタンの中間層は2021年37%から2025年72%超と分析。上位中間層の拡大はタシケント市に集中2026年9月18日金融・投資 世界銀行は9月18日、ウズベキスタンの貧困・公平性評価を公表した。国民貧困線の2.2倍と4.0倍を境とする階層区分で、中間層の人口比は2021年の37%から2025年に72%超へ広がった。ただし上位中間層の伸びはタシケント市に集中し、貧困層の雇用増が集中した3部門では新規雇用の84%が非正規だった。
アゼルバイジャン、銅製ねじ・ボルト・ナットの輸出関税を1,000キログラムあたり300ドルへ。2029年末までの時限措置2026年9月22日金融・投資 アゼルバイジャン閣僚内閣は9月22日、銅製のねじ、ボルトおよびナット(HS 7415 33 000 0)の輸出関税を1,000キログラムあたり15ドルから300ドルへ引き上げる決定第311号を採択した。2029年12月31日までの時限措置で、同じ欄に並ぶ従価15%(輸入関税)は変えていない。
ウズベキスタンの液化ガス、上限撤廃後の9月17日に取引所の日次平均が60.6%高。23日は1トン1,159万8,300スムで3営業日続落2026年9月24日エネルギー・資源 大統領決定PQ-326(9月12日署名、15日施行)が、液化ガスを取引所で売る価格の、出品価格に対する上昇限度の設定を廃止した。取引所の日次平均は施行翌日16日の1トン741万2,200スムから17日に60.6%高となり、18日の1,221万7,000スムを高値に23日は1,159万8,300スムへ下げた。
ソリッドコア・リソーシズ、日本ゴールドと探査提携。3年でカナダドル3,500万(米ドル2,500万)の探査費を全額負担し、5区域で段階的に最大80%の権益を取得する権利2026年9月23日企業動向 カザフスタンの金生産会社ソリッドコア・リソーシズは9月23日、カナダの日本ゴールドと、日本の5探査区域を対象とする提携を発表した。3年間の探査費カナダドル3,500万(米ドル2,500万)を全額負担し、完了すれば選んだ1つ以上の区域で49%、調査費を続けて出せば最大80%の権益を得る。私募で株式18.81%も取得した。
ウズベキスタン大統領府、アンディジャン州で206事業94億ドルを公表。108事業73億5,000万ドルが着工、98事業20億5,000万ドルが稼働2026年9月23日金融・投資 ウズベキスタン大統領府は9月23日、アンディジャン州で206事業・総額94億ドルが式典に並び、98事業・20億5,000万ドルが稼働、108事業・73億5,000万ドルが着工したと公表した。集計の発表に企業名も事業ごとの金額もなく、同日の個別発表で額が米ドルで示されたのは6件・4億200万ドルにとどまる。
ウズベキスタン大統領府、エネルギー事業の投資家を公開の競争で選ぶ新モデルの提案を公表。発電設備は計画で2030年46.1ギガワット、2035年57.2ギガワット2026年9月22日エネルギー・資源 ウズベキスタン大統領府は9月22日、エネルギー投資事業の仕組みを根本から変える提案が大統領への説明で示されたと公表した。需要予測を起点に用地と系統接続点を定めた事業を組成し、投資家を公開の競争で選ぶ案である。発電設備は計画で2030年46.1ギガワット、2035年57.2ギガワット。大統領令や政府決定には触れていない。
カザフスタン、炭化水素の56区画を12月25日にオークションへ。4月に出した区画の再出品を含む2026年9月21日エネルギー・資源 カザフスタン・エネルギー省が炭化水素の地下資源利用権をめぐる電子オークションを公告し、56区画を出品する。入札は12月25日、参加申請の締切は11月18日と国営通信カズインフォルムが伝えた。4月30日の公告と面積・署名ボーナスが同じ区画が含まれ、先に出された30区画については、9区画分しか申請がなかったとKursivが伝えている。
ジョージアの1〜8月の国内産品の輸出は63.5%増の32億8,660万ドル、輸出全体の60.6%2026年9月21日金融・投資 ジョージア国家統計局が9月21日に公表した集計(暫定値)で、2026年1〜8月の国内産品の輸出(再輸出を除く)は前年同期比63.5%増の32億8,660万ドルとなり、輸出全体の60.6%を占めた。8月単月は60.0%増の4億3,229万ドル。最大品目は石油・石油製品で、国内産品の輸出の19.8%を占めた。
アングロ・アジアン・マイニングの2026年上期、売上高1億4,120万ドル・税引前利益6,850万ドル。中間配当は1株6米セント、金の通期生産見通しを引き下げ2026年9月21日企業動向 アゼルバイジャンで銅・金・銀を生産するアングロ・アジアン・マイニングの2026年上期決算は、売上高1億4,120万ドル(前年同期4,090万ドル)、税引前利益6,850万ドル(同710万ドル)。中間配当は1株6米セント。金の通期生産見通しを2万8,000〜3万3,000オンスから2万6,000〜3万オンスに引き下げた。
カザトムプロム、ロシアの硫酸の輸出制限を「禁止するものではない」と説明。12月31日まで輸出は首相・副首相の決定による、ロシアの供給者は2026年分の契約を履行する用意2026年9月21日エネルギー・資源 カザトムプロムは9月21日、ロシア政府が9月12日付の決定で定めた硫酸の一時的な輸出制限について、現時点の情報では輸出の禁止ではなく、輸出量の承認手続きを改めるものだと説明した。ロシアの供給者は2026年分の契約を履行する用意があると確認し、輸出の許可に必要な書類を当局へ出しているという。
カザフスタン国立銀行副総裁、外貨預金金利の段階的な自由化に着手できるとし、変更は10月から導入の予定と述べる2026年9月21日金融・投資 カザフスタン国立銀行のモルダベコワ副総裁は9月21日に公表されたKapital.kzのインタビューで、外貨預金金利の段階的な自由化に着手できるとし、変更は10月から導入する予定だと述べた。何をどこまで緩めるかは示していない。預金保証基金が新規の個人の固定金利の外貨預金に定める上限金利は現在全区分で1.0%だが、副総裁は自由化がこの上限に及ぶかどうかに触れていない。
ジョージアの1〜8月の貿易総額は8.4%増の179億ドル、8月の輸出は前年同月比24.7%増2026年9月21日金融・投資 ジョージア国家統計局が9月21日に公表した集計(暫定値)で、2026年1〜8月の物品貿易総額は前年同期比8.4%増の179億2,690万ドルだった。輸出は22.1%増、輸入は3.4%増。8月単月では輸出が前年同月比24.7%増の7億5,237万ドル、輸入が4.3%増の15億6,224万ドルだった。
ウズベキスタン中銀の8月のインフレ期待調査、住民は加重平均9.8%、事業者は9.6%でともに前月から低下2026年9月19日金融・投資 ウズベキスタン中央銀行が9月19日に公表した8月の調査で、住民の今後12か月のインフレ期待は加重平均9.8%と、7月の10.1%から0.3ポイント下がった。事業者の期待も加重平均9.6%と、7月から0.2ポイント下がった。中央値はともに8%。住民の体感インフレは平均値10.1%だった。
カザフスタンの銀行部門、1〜8月の純利益は13.6%減の1兆6,099億テンゲ。純金利収入はほぼ横ばい、純手数料収入は25.5%減2026年9月18日金融・投資 カザフスタン国立銀行が9月18日に公表した商業銀行の合算損益計算書で、2026年1〜8月の純利益は1兆6,099億テンゲと、前年同期から2,541億テンゲ(13.6%)減った。利息収入は16.1%、利息費用は30.7%増え、純金利収入は0.4%減とほぼ横ばい。純手数料収入は25.5%減った。
先週の中央アジア・コーカサス:韓国と中央アジア5か国がソウルで第1回首脳会議、アルメニア中銀が政策金利を6.75%へ引き上げ(9月14日〜20日)2026年9月22日週間まとめ 韓国と中央アジア5か国は9月16日、ソウルで第1回首脳会議を開き、2年に1度の開催を宣言に記した。カザフスタンのトカエフ大統領は訪韓中に約190億ドルの商業上の合意が署名されたと述べ、ウズベキスタン大統領府は署名や投資の決定に触れずに約120億ドルの有望プロジェクトが準備されたとしたが、どちらも案件ごとの金額は示されていない。アルメニア中銀は2022年12月以来の利上げで政策金利を6.75%とし、欧州議会は同国産品の従価税を免除する規則で第1読会の立場を採択し、理事会の承認と官報掲載を待つ。
ウズベキスタン大統領府、カラカルパクスタンで47事業70億ドルの着工と11事業5億9,200万ドルの稼働を公表。中国側とのデータセンターとデジタル通貨生産に22億8,100万ドル2026年9月18日金融・投資 ウズベキスタン大統領府は9月18日、カラカルパクスタンで11事業・5億9,200万ドルが稼働し、47事業・70億ドルの建設が始まったと公表した。金額付きで名指しされたのは9件だけで内訳は未公表である。デジタル通貨の生産は4月の大統領決定で全域が特別ゾーンに指定済み、計算センターの中国企業名も昨年11月に公表済みだった。
カザフスタンのエネルギー・住宅公共サービスの近代化、最初の14施設で工事完了・投資273億テンゲ。EPC入札に約300件の申し立て2026年9月18日エネルギー・資源 カザフスタン首相府は9月18日、エネルギーと住宅公共サービス(熱供給・上下水道など)の近代化を掲げる国家プロジェクトの進捗を公表した。最初の14施設で工事が完了し、投資額は273億テンゲ。組成された事業は347件・8,390億テンゲで、うち77件・1,260億テンゲが着工した。EPC業者を決める入札には7月以降、約300件の申し立てがあった。
カザフスタン、固体鉱物のロイヤルティ導入を2027年から2029年へ移す案。税法典導入プロジェクトオフィス第28回会合の参加者が支持2026年9月17日金融・投資 カザフスタン首相府は9月17日、税法典導入プロジェクトオフィスの第28回会合で、固体鉱物へのロイヤルティの適用開始を2027年1月1日から2029年1月1日へ移す案を参加者が支持したと発表した。提案したのは産業建設省で、発表は税率の設定などを追加の検討を要する論点として挙げている。
ウズベキスタン中銀、政策金利14%を据え置き。8月のインフレ率は年6.2%、物価の評価は「低下が続く」へ2026年9月16日金融・投資 ウズベキスタン中央銀行は9月16日、政策金利を年14%に据え置いた。8月の総合インフレ率は前年同月比6.2%、コアインフレは約5.5%。発表文は7月29日と比べ、インフレの評価を「低下のペースが鈍った」から「低下が続く」へ改め、内需は活発としつつ総需要の一部に安定の兆しを認めた。2026年のインフレ率と成長率の見通しの数字は示していない。
キルギス内閣、第三国からの建材の一部の輸入を6か月禁止へ。EAEU加盟国の領域からの搬入と通過貨物は対象外2026年9月16日金融・投資 キルギス内閣は9月14日付の決議で、建築用ブロック・れんが、タイル、板ガラス、ケーブル・電線のうち附属書に挙げた品目について、第三国からの輸入を6か月の期間で一時的に禁止すると決めた。ユーラシア経済連合(EAEU)加盟国の領域から搬入されるものと通過貨物は対象外で、禁止は決議の発効から3日を経て始まる。
アルメニア産品の従価税を免除する規則、欧州議会が第1読会で立場を採択。賛成583・反対49・棄権39、次は理事会の承認2026年9月15日金融・投資 欧州議会は2026年9月15日の本会議で、アルメニア産品に一時的な貿易自由化措置を導入する規則について第1読会の立場を採択した。票は賛成583・反対49・棄権39。理事会の代表は9月2日付の書簡で議会の立場を承認すると約束しており、理事会が承認すれば規則が成立し、官報掲載の翌日に発効する。
ウズベキスタン大統領の訪韓、同国大統領府は有望プロジェクト約120億ドルと発表。重要鉱物では輸出入銀行・ADBなど4者が覚書2026年9月16日金融・投資 ミルジヨエフ大統領の国賓訪韓で、ウズベキスタン大統領府は約120億ドルの有望プロジェクトが準備されたと発表し、韓国大統領室は協定・覚書13件の交換を伝えた。重要鉱物では韓国輸出入銀行やADBなど4者が覚書に署名した。高速鉄道車両8編成の追加導入は妥当性調査を始める段階で、借款を承認するかは調査の後に決める。
韓国と中央アジア5か国、ソウルで第1回首脳会議。宣言で2年に1度の開催に合意し、産業・供給網の協力で覚書2026年9月16日金融・投資 韓国と中央アジア5か国は9月16日、ソウルで第1回首脳会議を開き、ソウル宣言を採択した。宣言は、首脳会議を2年に1度開くとし、カザフスタンが2028年にアスタナで第2回を開く用意を示したことを他の国が支持したと記した。産業・供給網の協力の覚書が結ばれ、産業相の協議体も設けられた。
トランプ・タワー・トビリシは62階・高さ280メートル、首相は塔の完成を2031年、地区全体を2033年と説明2026年9月15日企業動向 ジョージア経済省は9月15日、首相と経済相がトランプ・タワー・トビリシの発表会に出席したと発表した。開発会社Archi Groupは塔を62階・高さ280メートルとし、コバヒゼ首相は塔が2031年、地区全体が2033年に完成すると述べた。6棟の複合開発の総投資額約20億ドルは、同社が5月に示した見積もりである。
アルメニア中銀、政策金利を0.25ポイント引き上げ6.75%に。2022年12月以来の利上げで、8人中3人は据え置きに投票2026年9月15日金融・投資 アルメニア中央銀行は9月15日、政策金利を0.25ポイント引き上げて6.75%とした。利上げは2022年12月以来で、適用は9月16日から。建設とサービスが主導する成長に超過需要が表れ、外需にも拡大の兆しがあるとし、8月のインフレ4.4%は目標の3%を上回り続けているとした。投票は利上げ5人、据え置き3人。
ウズベキスタン中銀、2026〜2030年の外貨オペレーション・介入戦略を公表。介入は為替取引所に限る2026年9月11日金融・投資 ウズベキスタン中央銀行は9月11日、2026〜2030年の国内外貨市場での外貨オペレーションと介入の戦略を公表した。介入は為替取引所でだけ行い、国内の生産者から買った貴金属を国際市場で売って得た外貨の売却と顧客向けの外貨の売買は、定めた頻度で事前に公表する日程に沿って行う。具体的な頻度や日程、規模は示していない。
トカエフ大統領、BRICSプラス会合(13日)で演説。加盟国・パートナー国との2025年の貿易は約720億ドルと述べ、AI分野のパートナーシップを提案2026年9月13日金融・投資 カザフスタンのトカエフ大統領は9月13日、ニューデリーでのBRICS首脳会議のBRICSプラス会合で演説し、加盟国・パートナー国との2025年の貿易が約720億ドルに達したと述べた。AI分野のパートナーシップを提案し、新開発銀行はカザフスタンを含むBRICS諸国の採算の取れる事業への融資を検討しうるとも述べた。
キルギスのGDP、1〜8月は11.0%増の1兆3,968億ソム。鉱工業は8.8%増に鈍化2026年9月14日金融・投資 キルギス国家統計委員会が9月14日に公表した2026年1〜8月のGDP速報値は1兆3,968億ソムで、前年同期比11.0%増だった。建設が61.0%増と伸びた一方、鉱工業生産の物量指数は1〜7月の111.2%から1〜8月は108.8%に下がった。消費者物価は1〜8月に2025年12月比で7.6%上昇した。
先週の中央アジア・コーカサス:アゼルバイジャン中銀が8月に15億ドルの買い介入、ABBがダヴル銀行株51%の取得を完了(9月7日〜13日)2026年9月14日週間まとめ アゼルバイジャン中銀は8月に15億ドルの買い介入を実施し、中銀によると外貨準備は過去最高の153億ドルになった。ジョージアの総国際準備も過去最高を更新した。ウズベキスタンでは、アゼルバイジャンのABBがダヴル銀行株51%の取得を完了し、国家資産の購入時の前払金を35%から15%へ下げる大統領令の内容も公表された。カザフスタンではKaspi.kzの臨時株主総会が、第2四半期の配当を1株1,000テンゲに増やす提案を承認した。
アゼルバイジャンのABB、ウズベキスタンのダヴル銀行株51%の取得を完了。取引所で5,100万株、総額1兆6,463億スム(約1億4,000万ドル)2026年9月11日金融・投資 アゼルバイジャン国際銀行(ABB)は9月11日、ウズベキスタンのダヴル銀行の株式51%の取得を完了したと発表した。取引所の記録では、9月10日に同行株計5,100万株が1株32,281.28スムで6件約定し、総額は1兆6,463億スム。ABBによると、S&Pは同行の長期の信用格付けをBからB+に上げた。
ウズベキスタン中銀、9月15日から公定為替レートの算出に銀行間の店頭取引を加える2026年9月10日金融・投資 ウズベキスタン中央銀行は9月10日、9月15日から公定為替レートの算出に為替取引所での取引だけでなく銀行間の店頭市場で成立した取引も入れ、両方の加重平均レートを基に決めると発表した。土曜と日曜を含む非営業日には、最後の営業日の結果を受けて公表したレートを使う運用に移る。取引所と店頭の比重は示していない。
Kaspi.kzの臨時株主総会、第2四半期配当1株1,000テンゲを承認。前回の850テンゲから18%増で、9月9日から支払い2026年9月10日金融・投資 カザフスタンのKaspi.kzの臨時株主総会は9月9日、第2四半期の配当を1株1,000テンゲとする取締役会の提案(8月10日公表)を承認し、支払開始日を9月9日とした。前回の850テンゲから18%増。6月末の流通株式数で計算すると総額は約1,900億テンゲで、同四半期の連結純利益の約73%にあたる。
アスタナ・ファイナンス・デイズ2026、AIXが炭素クレジットの取引を開始。AFSAはジョージア国立銀行と相互アクセスの覚書2026年9月10日金融・投資 アスタナ国際金融センター(AIFC)が9月9〜10日に開いたアスタナ・ファイナンス・デイズ2026で、アスタナ国際取引所が自主的炭素クレジットの取引を始め、規制当局のAFSAは清算参加証書を適格投資に指定した。AFSAはジョージア国立銀行と相互アクセスの覚書を結んだ。取引量や金額はいずれも示されていない。
ウズベキスタン電機産業、2030年までに生産を関連産業を含め110億ドル、輸出を50億ドルとする計画を検討。1〜7月の輸出は7億600万ドル2026年9月10日金融・投資 ウズベキスタン大統領府が9月10日に伝えた電機産業のプレゼンテーションで、2030年までに生産を関連産業を含め110億ドル、輸出を50億ドルとする計画が検討された。銅原料の代金の75%をウズサノアトエクスポルトが立て替え、5,000万ドルを充てる支援策は提案の段階で、発表は大統領の承認を伝えていない。
ウズベキスタンのごみ焼却発電6事業、9月1日時点の投資実行額は2億8,680万ドル。総事業費は9億3,300万ドル2026年9月10日エネルギー・資源 ウズベキスタン大統領府は9月10日、中国企業と進めるごみ焼却発電6事業で、9月1日時点に2億8,680万ドルの投資が実行されたと発表した。総事業費9億3,300万ドルは4月30日に公表済み。稼働はカシュカダリヤ州とサマルカンド州が2026年、残る4州が2027年の予定とされた。
サムルク・カズナ、2026年に計3.2兆テンゲ規模の投資事業を完了する計画。2027〜29年は38事業・21兆テンゲの実施を予定2026年9月9日金融・投資 カザフスタン大統領府によると、国家福祉基金サムルク・カズナのジャクポフ理事長は9月9日、トカエフ大統領に、2026年に計3.2兆テンゲ規模の投資事業を完了する計画だと報告した。2027〜2029年には、エネルギー、石油ガス、交通・デジタルインフラの分野で38事業・21兆テンゲの実施を予定している。
カザフスタン企業とインドのソナリカ系、トラクター組立で価額1億2,000万ドルの文書。貿易統合省は「枠組み協定」、大使館は「合弁設立の覚書」2026年9月9日金融・投資 カザフスタン貿易統合省は9月9日、インド・チェンナイでのビジネスフォーラムを機に、カザフスタンのSP BKM社とソナリカ・グループのインターナショナル・トラクターズが、トラクターの段階的な組立と現地化で価額1億2,000万ドルの文書に署名したと発表した。同省は「枠組み協定」、在インド大使館は「合弁企業設立の覚書」と呼ぶ。
アゼルバイジャンのバクーでFabriora Groupの紙・衛生用品工場が開所。投資総額2,700万マナト、設備輸入のVATと関税で100万マナトの免除2026年9月10日企業動向 アゼルバイジャンのアリエフ大統領は9月10日、首都バクーのガラダグ地区でFabriora Groupの紙・衛生用品工場の開所式に出席した。大統領府によると、事業の投資総額は2,700万マナトで、同社は投資促進文書に基づき設備輸入の付加価値税と関税で100万マナトの免除を受けた。常時雇用は240人の予定。
EBRD、カザフスタンの配電大手アラタウ・ジャリクに上限1,020億テンゲ。アルマトイ市と州の約400万人に供給2026年9月7日エネルギー・資源 欧州復興開発銀行は9月7日、カザフスタンの配電会社アラタウ・ジャリク・カンパニーの投資計画を支援するとして、上限1,020億テンゲ(1億9,400万ユーロ相当)の長期融資を発表した。同社はアルマトイ市と州でおよそ400万人と約5万の商業需要家に供給する。資金は自動検針機器の調達と低圧・中圧網の更新に充てる。
東カザフスタン州タルバガタイ地区で養殖・加工施設が着工。設計能力は年最大4,000トン、新規雇用150人以上2026年9月9日企業動向 東カザフスタン州知事府は9月9日、タルバガタイ地区トゥグル村で魚の養殖と高度加工を行う複合施設の建設が始まったと発表した。設計能力は水産加工品で年間最大4,000トン、稼働後の新規雇用は150人以上を見込む。事業者はZAISAN SEEで、投資家はポーランド国籍の個人である。投資額は発表に書かれていない。
ソリッドコア・リソーシズ、最大12億ドルの株式買付を提案。1株11.66ドルで発行済みの約23.2%、9月30日の株主総会の承認が前提2026年9月8日企業動向 カザフスタンの金生産会社ソリッドコア・リソーシズは9月8日、株主に最大12億ドルを還元する市場内公開買付を提案した。1株11.66ドルで、発行済み株式の約23.2%にあたる最大1億291万5,952株が対象。実施は9月30日の株主総会の承認が前提で、筆頭株主マーデンとネシスCEOは応募しないと確約している。
ウズベキスタンとセルビア、戦略的パートナーシップを樹立。自由貿易協定の交渉に向けた作業部会など二国間文書20件を交換2026年9月8日金融・投資 ミルジヨエフ大統領とブチッチ大統領は9月8日にベオグラードで会談し、戦略的パートナーシップ樹立に関する共同宣言に署名した。立ち会いのもとで交換された二国間文書は20件で、自由貿易協定の交渉を始めるための作業部会の設置、中間回廊の支援、鉄道インフラ、税関分野の協力が並ぶ。金額を伴う数字は発表に無い。
キルギスとパキスタン、インゲン豆の輸出拡大を協議。年間の輸出余力5万トン超、2025年の輸出額は総額6,700万ドル2026年9月8日金融・投資 キルギス閣僚会議は9月8日、アクンベコフ副議長兼水資源・農業・加工産業相がパキスタンのワジル・ハーン大使と会談し、インゲン豆の対パキスタン輸出を協議したと発表した。年間の輸出余力は5万トン超、2025年の輸出額は総額6,700万ドル。高官往来の枠内で、2年以内に二国間貿易を2億ドルとする意向が確認されたとしている。
アゼルバイジャンの戦略外貨準備、9月1日時点で907億6,970万ドル。前年同期比15.7%増2026年9月9日金融・投資 アゼルバイジャン国家統計委員会は9月9日、戦略外貨準備が9月1日時点で907億6,970万ドル、前年同期比15.7%増になったと公表した。対外国家債務は45億5,950万ドルで7.8%減。表に戦略外貨準備の定義や内訳は示されていない。
キルギス、主要食品の自給率を2030年までに100%へ。1〜6月はジャガイモ198.9%、果実・ベリー類15.6%2026年9月8日金融・投資 キルギスの水資源・農業・加工産業省は9月8日、食料安全保障・栄養評議会の会合を受けて2026年1〜6月の9品目の充足率を公表した。ジャガイモ198.9%に対し果実・ベリー類は15.6%。同省は2030年までに主要な食品の充足率を100%へ引き上げる計画を示した。
ウズベキスタン、大統領令UP-177で国家持分84社・不動産1,242件を入札へ。総額100兆スム、年内収入は少なくとも14兆スム2026年9月8日金融・投資 ウズベキスタンの国家資産管理庁は9月8日、8月28日付の大統領令UP-177の内容を公表した。84社の国家持分、不動産1,242件、約8,000ヘクタールの土地を入札に出す。総額100兆スムで、年内に少なくとも14兆スムの収入を見込む。前払金は35%から15%へ下がり、国家出資の銀行が持つ資産の売却にも適用できる。
カスピ海のクルク〜バクー航路、旅客輸送の再開へ両国の運輸当局が着手。停止前の利用は年間およそ1,500人2026年9月9日運輸・インフラ 在アゼルバイジャン・カザフスタン大使館は9月9日、カザフスタンがクルク港とバクー港を結ぶフェリー航路での旅客輸送の再開を提案し、アゼルバイジャン側が支持したと発表した。旅客輸送は2020年に新型コロナウイルスの流行で取りやめになり、停止前の利用は年間およそ1,500人だった。
ジョージアの国際準備、2026年8月時点で過去最高の81.4億ドル。前年同月比56.4%増、うち貨幣用金が14.1%2026年9月7日金融・投資 ジョージア国立銀行は9月7日、2026年8月時点の総国際準備が前年同月比56.4%増の81億4,000万ドルとなり過去最高を更新したと発表した。前月比では6億1,300万ドル増えた。IMFの方法論による妥当性の指標は128.2%で、貨幣用金は11億4,920万ドルと準備の14.1%を占める。
アルメニアの8月の消費者物価は前年同月比4.4%、前月比は0.2%上昇に転じる。食料品は前月比1.0%下落2026年9月3日金融・投資 アルメニア統計委員会が9月3日に公表した8月の消費者物価指数は、前年同月比4.4%上昇、前月比0.2%上昇だった。前年同月比は7月の4.5%から下がり、前月比は7月の1.4%下落から上昇に転じた。食料品・非アルコール飲料は前年同月比6.4%上昇、前月比では1.0%下落した。
アゼルバイジャン中銀、8月に15億ドルの買い介入。外貨準備は153億ドルで年初来33%増2026年9月7日金融・投資 アゼルバイジャン中央銀行は9月7日、経常収支の黒字と金融部門の脱ドル化で外貨の供給が需要を上回ったため、8月に15億ドルの買い介入を実施したと発表した。この結果、中銀の外貨準備は年初来38億ドル増えて153億ドルになった。中銀は買い入れた外貨を再び市場へ振り向ける可能性も排除していない。
パシニャン首相、アルメニアからアゼルバイジャンへの初の輸出取引は「すでに成立したと考える」。品目・企業・金額は非公表2026年9月3日金融・投資 アルメニアのパシニャン首相は2026年9月3日の記者ブリーフィングで、アゼルバイジャンへの最初の輸出取引について「すでに成立したと考える」と述べた。ARKA通信が伝えた。品目・企業名・金額は明かされていない。2025年10月の通過制限解除以降に伝えられた貨物は、アゼルバイジャン側からアルメニアへ入る方向だけだった。
アルメニア産品の関税停止、EU理事会が立場を合意し欧州議会委員会は35対2で可決。本会議は9月14日を暫定予定2026年9月3日金融・投資 EUによるアルメニア産品の一時的な関税停止で、2026年9月2日にEU理事会が立場を合意し、翌3日に欧州議会の国際貿易委員会が欧州委員会案を修正なしで可決した。票は賛成35・反対2・棄権3。欧州議会の立法手続きファイルは、第一読会の本会議を9月14日と見込んでいる。
PASHAリアルエステートとマリオット、バクーとトビリシで3件のホテル・住宅開発に合意。客室計232室と新設レジデンス520戸、投資額は非公表2026年9月4日企業動向 PASHAリアルエステート・グループとマリオットが9月4日、アゼルバイジャンとジョージアで3件のホテル・住宅開発に署名したと発表した。バクーにリッツ・カールトンの客室80室とレジデンス282戸、既存レジデンスの増築棟238戸、トビリシにル・メリディアンの客室152室を計画する。投資額は非公表である。
EBRD、カザフスタンの農産物商社TBFホールディングに上限2,500万ユーロ。有機農産物向けに50万ユーロの助成金も2026年9月3日企業動向 欧州復興開発銀行は9月3日、カザフスタンの農産物商社トレードアグラとTBFホールディング・グループ傘下の関連会社に、上限2,500万ユーロのシニアローンを供与すると発表した。農産物の調達から輸出までの季節運転資金に充てる。有機農産物向けの50万ユーロの投資助成金も付く。同国向け投資は累計358件・117億ユーロ超。
カザフスタン、準国家部門債券の取引所外の譲渡益を非課税とする方向。テンゲ建て残高17兆6,000億テンゲ、非居住者の潜在投資を1兆4,000億テンゲと試算2026年9月7日金融・投資 カザフスタン国民経済省は9月7日、税法典導入プロジェクトオフィスの第27回会合で、準国家部門の債券を取引所外で売却した際の譲渡益を非課税とする方向が大筋で支持されたと発表した。テンゲ建て残高は約17兆6,000億テンゲ。国債の非居住者の平均シェア8.1%を当てはめた潜在的な投資額は約1兆4,000億テンゲと試算する。
キルギス、仮想資産2社の免許取消しとステーブルコインKGST発行体の清算開始を経済商業相が公表。制裁下の企業・個人は25超と説明2026年9月5日金融・投資 キルギスのスィドィコフ経済商業相は9月5日、バーチャル資産・ブロックチェーン技術発展国家評議会で、仮想資産サービス2社の免許取消しと、ソム連動ステーブルコインKGSTの発行体エルペイの清算開始を閣僚内閣が決めたことを明らかにした。制裁下のキルギス企業・個人は25超、うち3社はかつて免許を受けた仮想資産事業者だという。
カザフスタン政府、クルチャトフの700メガワット石炭火力の投資協定を承認。事業費8,810億テンゲ2026年9月5日エネルギー・資源 カザフスタン政府は9月5日、アバイ州クルチャトフ市に出力700メガワットの石炭火力発電所を建てる投資協定を承認した。ベクテノフ首相が政府決定に署名し、事業費は8,810億テンゲ(約19億ドル)と示された。350メガワット2基を2032年までに段階的に稼働させ、年間最大50億キロワット時を見込む。3月に承認された国家プロジェクトの新設8か所の一つである。
カザフスタン、地質調査の有望区画を2027年から投資家向けオークションへ。GS-50は11地域・10万平方キロ超2026年9月5日金融・投資 カザフスタン産業建設省は9月5日、国家地質調査プログラムで準備した有望区画を早ければ2027年から投資家向けのオークションに出す計画だと示した。今年GS-50に着手した20区画が覆う面積は合計10万平方キロメートル超で、実施は11地域にわたる。ウルィタウ州は7区画・3.6万平方キロメートル、同州とアバイ州で計約300本を掘削した。
S&Pがカザフスタン銀行部門の産業リスクを7から6へ。経済リスクは見通しを「ポジティブ」に2026年9月5日金融・投資 カザフスタン金融市場規制・発展庁は9月5日、S&Pグローバル・レーティングが9月4日に同国の銀行部門カントリーリスク評価(BICRA)を改善したと発表した。動いたのは構成要素の産業リスクで「7」から「6」へ上がり、経済リスクは見通しが「安定的」から「ポジティブ」へ改まった。バンク・センタークレジットの長期格付けも「BB+」へ引き上げられた。
カザフスタンと中国が穀物のデジタル取引を稼働。初弾は亜麻仁2万4,000トン、カザフ企業35社が登録2026年9月5日金融・投資 カザフスタン農業省は9月5日、同国と中国が穀物・農産物の共同デジタル取引プラットフォームを稼働させたと発表した。最初の成果は亜麻仁2万4,000トンの輸出契約で、カザフ側は35社が登録している。基盤となる中国の全国穀物取引プラットフォームには約5万社が参加する。対中の農産品輸出は2025年に14億ドルと2021年の6.5倍になった。
米下院歳入委が重要鉱物で公聴会。カザフスタンは米国のウラン輸入の4分の1超を供給、同国をジャクソン=バニックから外す法案は付託のまま2026年9月4日金融・投資 米下院歳入委員会は9月2日、重要資源とサプライチェーンをめぐる公聴会を開いた。スミス委員長はカザフスタンが米国のウラン輸入の4分の1超を供給していると述べ、証人5人のうち4人がジャクソン=バニック修正条項に言及した。3人が適用の終了を明言し、1人は検討を促している。カザフスタンを対象から外すH.R.1024は、2025年2月5日の提出以来、歳入委員会に付託されたままである。
ウズベキスタンの8月の消費者物価は前年同月比6.2%。サービスの前年同月比は1年前の16.2%から6.4%へ2026年9月5日金融・投資 ウズベキスタン国家統計委員会が9月5日に公表した8月の消費者物価指数は、前月比プラス0.2%、前年12月比プラス3.4%、前年同月比プラス6.2%だった。前年同月比は7月の6.4%、2025年8月の8.8%より低い。3つのグループのうち下がり幅が最も大きいのはサービスで、2025年8月の16.2%から6.4%になった。
トルクメニスタン国家商品原料取引所、8月31日〜9月5日の成立は22件。外貨建て3,856万ドルの92.0%は8月31日分2026年9月5日金融・投資 トルクメニスタン国家商品原料取引所が日ごとに公表した取引結果を合計すると、8月31日から9月5日までに成立した取引は22件で、外貨建ては3,856万205.59ドル、マナト建ては1億4,031万1,100マナトだった。外貨建ての92.0%は8月31日分で、シンガポール企業がトルクメンネビトから重油を買う取引を含む。
ミルジヨエフ大統領、SCO首脳理事会で鉄道空間統合評議会の創設を提案。開発銀行の実務的な立ち上げも求める2026年9月1日運輸・インフラ ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領は9月1日、ビシケクの上海協力機構(SCO)首脳理事会で、加盟国の鉄道空間統合評議会の創設を提案した。優先課題は物流インフラ開発の調整と各国輸送システムの継ぎ目のない接続だという。開発銀行の実務的な立ち上げや産業協力マップの策定も求めた。採択の有無は大統領府の発表に書かれていない。
キルギス、デジタルソムの基盤プラットフォームを2026年12月31日までに試験。大統領が国立銀行に指示、実条件の試験は2027年から2026年9月5日金融・投資 キルギスのジャパロフ大統領は9月5日、バーチャル資産・ブロックチェーン技術発展国家評議会で、国立銀行にデジタルソムの基盤プラットフォームを開発し2026年12月31日までに試験するよう指示した。実際の条件での試験は2027年から。免許と監督を一元化するプラットフォームは2027年1月1日から試験に入る。
先週の中央アジア・コーカサス:カザフスタンが政策金利16.25%へ、初の原発でEPC契約に署名(8月31日〜9月6日)2026年9月7日週間まとめ カザフスタン国立銀行は9月4日に政策金利を16.25%へ下げたが、同じ発表で2027年のインフレ見通しを引き上げた。9月3日にはウラジオストクで同国初の原子力発電所のEPC契約が署名され、契約額も稼働時期も公表されていない。ウズベキスタンでも大統領が建設中の原発の国産品比率を引き上げるよう指示した。2027〜2029年予算案では、債務の利払いが教育と保健の合計を上回る。
カザフスタンの2027〜2029年予算案、2027年の債務の利払い3兆5,610億テンゲ。教育・保健との差は現行法の1兆超から約304億テンゲへ縮小2026年9月4日金融・投資 カザフスタンの2027〜2029年共和国予算法案で、2027年の政府債務の利払いは3兆5,610億テンゲとなり、教育8,577億と保健2兆6,730億の合計を上回る。Kursivによれば差はおよそ304億テンゲ。現行法でも2027年は利払いが1兆超上回っており、変わったのは構図ではなく差の大きさである。
カザフスタン国立銀行、政策金利を16.25%へ0.5ポイント引き下げ。2027年のインフレ見通しは6.5〜8.5%へ引き上げ2026年9月4日金融・投資 カザフスタン国立銀行は9月4日、政策金利を年16.25%(上下1ポイントの回廊付き)に引き下げた。7月24日の16.75%から0.5ポイントの引き下げで、3会合連続となる。8月の年間インフレ率は9.8%。ただし2027年のインフレ予測は5.5〜7.5%から6.5〜8.5%へ引き上げられ、引き下げの余地は限られるとした。
ウズベキスタンの原発、国産品比率を21%から最低30%へ。大統領が95億ドル事業で指示2026年9月2日エネルギー・資源 ミルジヨエフ大統領は9月2日、ジザク州で建設中の統合型原子力発電所について、総額95億ドルの事業に占める国産品の比率を暫定計算の21%(19億ドル)から最低30%へ引き上げるよう指示した。建設・据付工事の65%を国内企業が担うことと、地元の労働者・技術者7,000人の確保も求めた。
ジョージアの4〜6月の企業売上高は675億ラリで11.9%増、建設は7.1%減で唯一の前年割れ2026年9月3日金融・投資 ジョージア国家統計局が9月3日に公表した2026年4〜6月の企業統計で、企業部門の売上高は675億ラリと前年同期比11.9%増、生産額は257億ラリで10.7%増となった。部門別で売上高が前年同期を下回ったのは建設だけで7.1%減。被雇用者の平均月額報酬は2,471.5ラリと、前年同期から153.8ラリ増えた。
ジョージアの8月の消費者物価は前年比5.6%上昇、コアは3.8%で横ばい2026年9月3日金融・投資 ジョージア国家統計局が9月3日に公表した2026年8月の消費者物価指数は、前月比0.4%上昇、前年同月比5.6%上昇となった。前年比は7月の5.5%から0.1ポイント上がったが、食品やエネルギーなどを除くコアは3.8%で7月と同じだった。国立銀行の物価目標は3%、政策金利は8.25%である。
カザフスタン初の原発でEPC契約に署名。VVER-1200を2基、あわせて電気出力2,400メガワット。契約額は示されず2026年9月3日エネルギー・資源 ウラジオストクで開かれた第11回東方経済フォーラムの場で、カザフスタン初の原子力発電所の設計・調達・建設契約が9月3日に署名された。カザフスタン原子力発電所社とロスアトム傘下のアトムストロイエクスポルトが当事者で、契約額はどちらの発表にも示されていない。立地と炉型を明らかにしたのはロスアトム側だけである。
カザフスタン、2030年までの資本市場発展プログラム案。7つの方向に35の施策、新法も並行して策定2026年9月2日金融・投資 カザフスタン金融市場規制・発展庁が、2026〜2030年の資本市場発展プログラムの案をまとめたと発表した。7つの方向に35の施策を並べ、上場スポンサー制度やIPO費用の税額控除、証券貸借の仕組みなどを盛り込む。採択はこれからで、新しい資本市場法も策定中である。
カザフスタンの製造業PMI、8月は46.0。50割れは2026年1月から8か月連続2026年9月1日金融・投資 フリーダム・ホールディングが9月1日に公表したカザフスタン製造業のPMIは8月が46.0で、7月の47.0から下がった。50を下回るのは2026年1月から8か月連続で、直近15か月で50を上回ったのは2025年12月だけ。新規受注は4か月連続、雇用は7か月連続で減った。
SOCAR、米ヘインズビル・シェール権益で意向書に署名。取得対価は現金16億5,000万ドル、逓減条件の説明が両社で食い違う2026年9月1日エネルギー・資源 アゼルバイジャンのSOCARと米コムストック・リソーシズが9月1日、ヘインズビル・シェールの権益をめぐる意向書に署名した。取得対価は現金16億5,000万ドル。ウェスタン・ヘインズビルの持分15%が7.5%へ下がる条件を、SOCARは関連する条件に従って収益率15%が達成されたときとし、コムストックはSECへの提出で5年経過を加えている。
カザフスタンの8月の消費者物価、前年同月比9.8%。前月比は7月と同じ0.6%2026年9月1日金融・投資 カザフスタン国家統計局が9月1日に公表した8月の消費者物価は、前年同月比が9.8%で7月の10.2%から下がった。前月比は0.6%で、発表は7月と同じ水準にとどまったとしている。前年同月比を部門別に見ると非食品11.4%、食品9.5%、有料サービス8.9%。国立銀行の次の政策金利の決定は9月4日にある。